2023年07月14日

制限を作り出していることを自覚する #1107

第1107回の今回は
制限を作り出していることを自覚する
というテーマでお送りします。



お父さんが子供にこうあって欲しいと望むことがある。

お母さんが子供にこうあって欲しいと望むことがある。

自分の理想を子供によって実現してもらおうということなのだろうか。

気持ちはよくわかる。

でも、これが自分にとっても、お子様にとっても制限となっていて、

成長を阻むことになっていることにも気づくべきだと思う。

その人の理想とは、信念と言い換えてもいいだろう。

「私はこうあるべきだ、だから、自分の息子もこうあるべきだ」

という信念である。

こうして書いてみると、非論理的な思考の産物であることがわかる。

自分はこうあるべきだという考えが絶対化して、

子供さんが身動きできなくなってしまうのです。

子どもは、氷づめされたように、止まってしまうのです。

論理的に妥当な正当化はありません。

なぜ、この理想がご自分のなかで形成されたかという問題も大切ですが、

まずは、非論理的な決めつけをお子様に押し付け続けているという

ことを理解してほしい。

非論理性を受け入れて欲しい。

話はそこから始まります。

まず、出発点に立ちましょう。

再生時間は9分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年07月07日

子供と接するときに #1106

第1106回の今回は
子供と接するときに
というテーマでお送りします。



晴れてよし 曇りてもよし 富士の山
元の姿は  変わらざりけり      
       ー山岡鉄舟


子供だけではなく、人と対するとき
いつも、この和歌を思い出す。

人は、いろいろな感情に支配される。
泣いたり、怒ったり、笑ったり、嫉妬したり、憎んだり。
でも、その本質は変わらない。

やることなすこと思いのままと言う時もあるし、
物事が停滞して底なし沼にはまってしまったかのように思われるときもある。
失意時もある。

富士山も、同様。
厚い雲に覆われる時であっても、
晴れの日の富士山と何ら変わることがない。

その人を見ようとすること。

そういう意志が、子供を指導するときに重要になってくる。

子育てにも、自分育てにも重要になってくる。



再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年06月30日

ナイアシンは救世主 #1105

第1105回の今回は
ナイアシンは救世主
というテーマでお送りします。



ナイアシンについて書きます。

ナイアシンの効果は凄い!

この一言に尽きます。

受験生のコンディション維持するのにこれほど大きな効果があるものは

ないのではないだろうか。

実は、本心では、ナイアシンは人類をすべての苦悩から救うに違いないとすら

思っています。

ただ、ナイアシンを使いこなすにはそれなりの経験が必要です。

ナイアシンフラッシュが起こるからです。

もちろん、慣れてしまえば、ナイアシンフラッシュは起こらなくなるので、

慣れてしまえばいいのだけなのだけれど、

そうはいっても、生まれて初めてナイアシンフラッシュを経験すると
驚くかもしれません。

経験したことのない感覚に包まれるので、私も初めての時はビックリしました。

ですから、藤川徳美先生のご著書をよく読んでください。懇切丁寧に書かれています。

私の体験から言えるのは、

恐れる必要は全くなくて、ナイアシンを使っているうちにナイアシンフラッシュに

なれてきて、すぐに気持ちいいなって思えるようになって、

さらに使っていると、ナイアシンフラッシュはなくなってしまいます。


再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年06月22日

根拠なき自信 #1104

第1104回の今回は
根拠なき自信
というテーマでお送りします。



根拠のない自信という言い方をする。

しかし、自信に根拠を見つけるのが間違っている。

例えば、模擬試験がことごとくA判定であっても、

それが、志望校の合格を意味するわけではない。

模擬の結果が全部A判定であっても、不合格の可能性は0ではなく、

実際に、A判定であっても不合格する受験生は存在するのだ。

だから、自信に根拠など求めるのが間違っている。

こういう観点からいえば、根拠なき自信しか存在しえない。

根拠なき自信は重要だ。

根拠なき自信があるから、人は可能性を追求できる。

根拠なき自信は、スターターなのだ。

根拠なき自信は、言い換えれば「ハッタリ」といってもいい。

これを悪く考えてはならない。

もの事を始める時、どんな人でも、自分の実力を証明する客観的なデータを示すことはできない。

でも、根拠なき自信をもとに、いろいろとやっていくと、結果として、自分の実力を証明するなんらかのデータが集まってくる。

この順番をはっきり理解しておくことはとても重要だ。

初めは、雲をつかむような話なのだ。

どんなことであっても。

その時点で、客観的な何かを求めても、無駄なだけだ。

客観的な何を示すことができない自分を責める必要など何もない。

根拠なき自信が、結果をもたらすからだ。

では、どうやったら、根拠なき自信を養うことができるか。

一番重要なことは、規則正しさだ。

勉強を例にとれば、

毎日9時から12時まで数学をやる。

13時か16時まで英語をやる。

16時から18時まで物理をやる。

と決めたら、断固それを守ること。

スケジュールを守ることに全力を傾けるのだ。

勉強内容などは、2次的なことに過ぎない。

何が何でも、スケジュールを守ること。

昔、渡辺次男さんという数学の先生がいらした。

その先生が勧められていた方法は次のようなものだった。

毎日、寝る前にピーナッツを1粒食べなさい、2粒ではだめで、必ず1粒寝る前に食べなさい。

それを毎晩やり続けなさい。これを続ければ、必ず受かる。

このように著書に書かれていたけれど、これは、目指すところは同じこと。

これを続ければ、根拠なき自信は確実に、あなたの中で育っている。

そして、大きな力を与え続けてくれるはずだ。

そもそも、根拠なき自信とは、出会いであり、どこからかやってくるものなのだ。

どこからやってくるか。

自分の中を省みれば、根拠なき自信の種は、あなたの中に宿っているのが発見できるはずだ。

もう、あなたはすでに、根拠なき自信と出会っているのだ。

根拠なき自信との出会いを大切にして、そして、育てること。

これは、あなたの人生を賭けた仕事だと、私は信じている。

さらに、根拠なき自信を大切に育てる過程で、根拠なき自信はどこから出てきたのか、

はっきりわかる時が必ず来る。

じつは、本当のあなたの人生は、その時から始まる。

だから、その時を楽しみにしていて欲しい。

再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年06月16日

あなたの本音を教えて下さい #1103

第1103回の今回は
あなたの本音を教えて下さい
というテーマでお送りします。



あなたの本音を教えて下さい。

あなたは、本当に東大に合格したいと思っているとします。

自分自身に言ってみてください。

「私は、東大に合格したくない」
「私は、医学部に合格したくない」
「私は、医者になりたくない」
「私は、成績を上げたくない」
「私は、○○したくない」
「私は、○○の実現を望んでいない」
「私は、○○を実現したくない」

どうでしょうか。
何か気づいたことがありますか。


再生時間は8分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年06月09日

子供だけでは止められない #1102

第1102回の今回は
子供だけでは止められない
というテーマでお送りします。



これを読んでいる皆様の幸せを願って、これを書いています。

インターネット・ヘロインの依存症で悩んでいる方は多い。
にもかかわらず、、学力不振の原因がインターネット・ヘロインであることが周知されていません。

端的に書きます。

インターネット・ヘロインを生活から排除しなければなりません。
インターネット・ヘロインは脳を破壊するからです。
インターネット・ヘロインは、子供から未来を奪っているからです。

お子様がインターネット・ヘロイン依存に陥っているとき、
必ず、父母ともインターネット・ヘロイン依存に陥っています。

インターネット・ヘロイン依存症は、家族ぐるみの問題なので、
子供に止めろと言うだけでは、思ったほどの効果は得られません。

子供に止めろと言うのとは大切ですが、
同時に、父親、母親も止めなくてはなりません。
父親、母親が自分自身に厳しく、止めろ、そうしないと人生を破壊することになるぞと
何度も言い聞かせ、実際に、止めたところを子供に見せるなくてはなりません。
もし、お子さんに未来を取り戻してほしいなら、このことは避けることができません。

その上で、読書してください。

子供の前で、大人が読むにふさわしい本を読んでください。
そして、読書を通じて学んだことを、お子さんに話してください。

子供が欲しているのは、甘やかされることではありません。
子供は、今なすべきことを知りたいのです。

インターネット・ヘロインに耽溺することは、子供がなすべきことではありません。
そのことをしっかりと子供に伝えてください。



再生時間は7分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年06月02日

なぜ、あなたのお子さんは勉強しないか #1101

第1101回の今回は
なぜ、あなたのお子さんは勉強しないか
というテーマでお送りします。



なぜ、あなたのお子さんは勉強しないのでしょう。

それは、勉強が必要だと思っていないからです。

なぜ、勉強が必要だと思っていないのでしょうか。

それは、自分は勉強ができると思っているからです。
あるいは、今は成績が悪くても、いつかは勉強ができるようになっているからです。
自分から何もしなくてもです。

さらに言えば、勉強をしなくても将来一切困ることがないと決めつけているからです。

非常に明快な論理です。

これが、勉強をしない子の偽りない本音です。

だから、親や先生の言うことに一切耳を傾けることはありません。

ゲームを止めて、勉強をするという発想自体が浮かびませんし、
親にどんなに説教されても、受け入れられません。

では、なぜ、自分はできると思っているのでしょう。
あるいは、勝手に成績が上がっていくと決めつけているのでしょう。

それは、幼児的万能感に支配されているからです。

幼児的万能感は、5歳までの親と子の関係から生まれます。
親は子のために何でもします。
そうでないと、生存できないからです。

ですが、この時期に
「自分が家族の中心」であるという信念が確立します。
この時期の子と親の関係は、まるで王様と奴隷の関係と同じです。
子は、親をどんなことでもしてくれる奴隷だと勘違いします。
それが、幼児的万能感です。

自分が少しでも嫌な顔をすれば、周りはみんな自分のご機嫌をとってくれるのが
当たり前であると思っています。

幼児的万能感は言い換えれば、
「すべては親の責任であって、自分には一切の責任がない」
ということでもあります。

成績が悪いのは全部親のせいなのです。
いい成績は、奴隷である親が持ってきてくれるものなのです。
自分が何かして得るものではありません。
こんな風に、心の底から思っています。
ですから、当事者意識など全くありません。
芽生える余地すらありません。

勉強は自分のためにすることであるということが分かりません。

いくら説教しても、逆に不思議がられるだけです。
お母さんが何とかしてくれるはずじゃなかったのと。

では、どうしたらいいのでしょう。

脳や心を成長させることしか方法はありません。

では、どうやって脳と心を成長させたらいいでしょう。

子に対する親の見方を変える必要があります。

どんな時も親が庇ってやらなくてはいけない弱い存在とみることから、

可能性の塊としてみるのです。

これが、基本の考え方です。

親が庇わなくてはならない弱い存在だと考えて、
庇い続けることは子供から能力と可能性を奪ってしまうことになります。

逆に、可能性の塊とみて、その子のもっている可能性に
注目することで、子の能力は開花します。
その子を信頼し、その子の可能性に注目するからこそ、鍛え抜くこともできるのです。
鍛え抜けば、その子は可能性を十分に伸ばすことができます。

鍛えぬくことを、恐れないことです。

挫折や失敗を恐れないことです。

むしろ、挫折や失敗は大歓迎と思うのです。

そもそも、失敗を経験しないで成長などできはしないのです。

失敗も挫折も、さあ来い。

そんな気持ちで、お子さんを見守ってあげてください。


再生時間は13分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年05月26日

割り算とは何か #1100

第1100回の今回は
割り算とは何か
というテーマでお送りします。




割り算と聞いて何を連想するだろうか。
学習とは連想ゲームであるから、
1つの言葉を見たとき、何を連想するのかが重要になってきます。

割り算と聞いて連想すべきことは2つあります。

1つ目は、「割り算は、逆数をかけること」であること。

2で割ることは、二分の一をかけること。
二分の一で割るとは、2をかけること。
2と二分の一をかけると1になる。
すなわち、2は二分の一の逆数であり、
二分の一は2の逆数である。

このことが連想できると、
数式をスムーズに扱うことができるようになります。
数式の扱いが下手なのは、このことが連想できていない
ことが大きな原因になっています。

2つ目は、「剰余類」です。

そもそも割り算とはなんでしょうか。
これも例をとって説明します。
5を3でわると、商が1で余りが2となるが、
これは、1と2という数の組を決定しているといえます。
割り算は、商と余りからなる数の組を唯一に決定するのです。

これを別の書き方で、

5=3×1+2 

と表せます。
商と余りの組(1,2)を決定しているのがわかります。
引き続いて、

8=3×2+2
11=3×3+2
14=3×4+2
17=3×5+2

-1=3×(-1)+2
-4=3×(-2)+2
-7=3×(-3)+2

これからわかることは、{8,11,14,17,-1,-4,-7}は、同じ仲間だということです。
数学では、これを「同じ」だと考えます。
8≡11≡14≡17≡-1≡-4≡-7≡2 (mod 3)
と表します。
余りが2の整数以外に、余りが1の整数と余りが0の整数があります。
すべての整数はこの3つに分類することができます。
(自然数nで割れば、整数はn種類に分類できます)

余りが0の整数の仲間を0で代表させます。
余りが1の整数の仲間を1で代表させます。
余りが2の整数の仲間を2で代表させます。

次に、代表させた数同士の和を考えます。
0+0≡0
0+1≡1
0+2≡2
1+0≡1
1+1≡2
1+2≡3≡0
2+0≡2
2+1≡3≡0
2+2≡4≡1

ところで、17+(-4)=13となります。
17は2の仲間、−4は2の仲間。
13=3×4+1
なので、13は1の仲間。
だから、2の仲間の17と2の仲間の-4を加えると1の仲間の13になる
ということです。
つまり、
2+2≡1(mod 3)
となります。
代表させた数同士の和を考える意味がわかります。

以上が、割り算を聞いて連想できなくてはならないことです。

これらのことがすぐに連想できると、
演習がスムーズに進み、努力に比例して力がついてきます。

ここで、注意してほしいことを書きます。
まず、小学校の低学年からこれらのことを連想できるように体系的に指導する必要があること。

それから、数学の進歩の方向は抽象化にあることです。
普通の整数同士の演算が、代表する数同士の演算に置き換わっています。
そして、「群」が生まれます。
現代数学の基本的な概念である「群」は、身近なところにあります。

数学は抽象化することで新しい視点を提供してくれます。
それを、面白いと思い、積極的に受け入れていくという姿勢が学習者に求められます。
また、指導者には、学習者が抽象化に慣れるように指導していくことが必要になります。

連想すべきことを連想できるように指導していくことは
言い換えれば「筋の良い勉強」をできるように指導することと同じです。
「筋の良い勉強」とは、努力に比例して力がついていく勉強だからです。
そして、勉強すればするほど、その教科の面白さ、美しさが分かってきます。
勉強すればするほど、その科目が好きになってきます。

どうせやるなら、筋の良い勉強をして欲しいと心から思います。


再生時間は9分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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posted by 鴨下算数数学塾 at 15:00| Comment(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする