2023年10月06日

勉強を進んでやる子を育てる #1119

第1119回の今回は
勉強を進んでやる子を育てる
というテーマでお送りします。




そもそもの話から始めます。

赤ちゃんは、一人では何もできません。

周りの大人の世話がなければ、生きていけません。

オギャーと泣けば、何が欲しいのかなと親がいろいろと考えて、

何くれとなく世話をしてくれます。

ある程度大きくなっても、親がいないと生きていけないということには

変わりありません。

ここで、子どもにある信念が芽生え、定着します。

それは、自分は王様で両親は自分の奴隷である、という信念です。

そういう信念が生まれ、定着していきます。

大人が考えれば、それは勘違いの何物でもないのですが、

子どもは、この考えを毎日強化していきます。

なぜなら、親がなんでもやってくれるからです。

そして、この間違った信念をさらにさらに強固にしていきます。

自分は王様、自分のまわりの全ては自分の奴隷。

自分の身の回りの大人だけでなく、社会全体が自分の奴隷と考えるようになります。

こんなふうにして幼児的万能感は肥大して、その子を支配してきます。

自分は、何もしなくても許される特別な存在なのだと、ますます、この勘違いを強固なものにしていきます。

これは、幼児的万能感がどのように形成されていくのかというお話です。

幼児的万能感に支配されていれば、勉強などしなくてもいいという結論に当然なります。

自分は、特別な存在だと思っているからです。

このメカニズムを知ると、子どもに教えるべきことが分かってきます。

自分は当たり前の普通のありふれた存在なのだということです。

このことを教え込まなくてはなりません。

後天的に形成された信念は、後天的に治すしかありません。

つまり、躾をしなくてはならないということです。

躾の目的は、「普通の当たり前の人だから、精一杯努力しよう」
と思えるようになることです。

こんなふうに思えるようになるように躾をして、
導いていく必要があるのです。



再生時間は9分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年09月29日

正しいノートの取り方を教え込む #1118

第1118回の今回は
正しいノートの取り方を教え込む
というテーマでお送りします。



ノートをとることを教えなくてはならない。

大人は、ノートを取るのが当たり前だと思っている。

先生が黒板に書いたことは全部ノートにうつし、

口頭での説明も細大漏らさずノートする。

これが当たり前だと思っている。

しかし、現実はそうではない。

黒板で教師が一生懸命説明しても、

これはとても大切だから、

と何度言っても、

何にもしない子が大半だ。

なんで君はノートをとらないのと尋ねると、

もうわかっているから自分は大丈夫です、という答えが返ってくる。

その中で、何人かは、ノートに書き始める生徒がいる。

教師が黒板に書いたこと、話したことを即ノートに書いている。

これだけで、その子の成績はわかる。

100パーセントわかる。

ノートを中途半端にとる子もいる。

黒板の一部だけをうつし、のこりはうつさない。

なんで、全部うつさないのか、と尋ねると、

ここは必要ないと思ったのでうつしませんでした、という答えが返ってくる。

また、ノートを間違ってとる子もいる。

先生こんなこと書きましたか、と尋ねると。

とても意外そうな顔をする。

もういちど、黒板を確認してご覧、とうながして、黒板を見ても

自分のノートの間違いに気づかない。

何度、確認するようにうながしても、間違いに気づかない。

まったく何もしない子もいる。

どうしたのと尋ねると、ノートを持っていません、と答える。

また、別の子は、数学も国語も理科も、落書きも、全部、一つのノートに書いている。

ノートというより雑記帳だ。

どこに何が書いてあるかわからない。

その中から、必要な情報を見つけ出すことができないし、

そもそも、その必要がわからない。

子どもとはそういうものだといって済ましてはならない。

ノートのとりかたで人生が決まる。

何故かと言うと、ノートを取らないのは万能感に支配されているから。

そして、自分の高慢さに気づいていないから。

正しいノートの取り方を教えなくてはならない。

ノートを取れるということは、

情報を正確に受け取り、整理する能力を身につけていることを意味するからだ。


再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年09月22日

規律ある生活こそ最高のプレゼント #1117

第1117回の今回は
規律ある生活こそ最高のプレゼント
というテーマでお送りします。



親が子供に出来る最大の貢献は、

規則正しい生活を作ること。

いつ起きるのか、

いつ食事をするのか、

いつ勉強するのか、

いつお風呂に入るのか、

いつ床につくのか。

このような当たり前の事柄が、

毎日決まった時間に始まり、

決まった時間に終わること。

これを作り上げていってほしい。

この決まりきった生活パターンの上に、

人生が築かれていく。

規則正しい生活がなくて、受験の結果を求めるのは、

あるいは人生の成功や幸せを求めるのは、

砂上に楼閣を作ろうとするのと同じこと。


再生時間は4分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年09月15日

私は応援団長 #1116

第1116回の今回は
私は応援団長
というテーマでお送りします。



私は応援団

自立を応援する応援団

すばらしい人生を築く応援団

この子は素晴らしいという確信はゆるぎない。

親がどう思おうと、学校の教師がどう思おうとも、
私には全く関係がない。

わたしは、この子の可能性を知っているので、
教えるべきことをきちんと教えようと思っている。

では、教えるべきこととは何だろうか。

わたしはこのことを何十年も自問自答してきた。

それをお話します。


<参考文献> 日出づる国の民 哲学論文評論集 /佐々木寛著 新風舎
https://www.amazon.co.jp/dp/4797449551

再生時間は12分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年09月08日

子どもと取引しない #1115

第1115回の今回は
子どもと取引しない
というテーマでお送りします。



親が子どもに絶対してはいけないことがある。

その中でも、一番注意しなくてはならないのが、
子どもと取引すること。

合格したから○○を買ってあげる。

模試で○○点取ったら○○を買ってあげる。

こういうことは絶対してはいけない。

何故かと言うと、勉強が当たり前のことでなくなるからだ。

食事するのが当たり前のように、
食後は歯を磨くのが当たり前のように、

勉強することは当たり前のことなのだという意識を家族全員で
共有することがとても重要なのだ。

子どもたちには、一生涯にわたって毎日当たり前に学び続けて、
幸せな人生を創って欲しいと心から思う。


再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年09月01日

勉強の勘所 #1114

第1114回の今回は
勉強の勘所
というテーマでお送りします。



勉強には勘所がある。

勉強の勘所は

1. 覚えるべき基礎事項を覚える
2. 覚えたことを頭の中で反芻しながら、問題を考える

多くの場合、このことを意識するだけで成績はどんどん上がる。

覚えるためには、反復をすればいいだけ。

何度も唱えてもいいし、書いていい。

反復するだけで、覚えることができます。


再生時間は3分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年08月25日

叱るべき時に叱り、躾けるべき時に躾ける #1113

第1113回の今回は
叱るべき時に叱り、躾けるべき時に躾ける
というテーマでお送りします。



躾は、文化の伝承だ。

躾によって、親から子へ文化の伝承が行われる。

だから、躾けることはとても重要なのだ。

叱るべき時に叱り、躾けるべきときに躾ける。

まず、これが基本にある。

躾に対して否定的な意見が出てくるのは、

躾によって文化の伝承がおこなわれているという理解がないのだ。

文化の伝承という崇高な役割を認識していないことから来る。

もう一つは、あまりに多くの情報にさらされて、何が大切で何が大切でないかが

わからなくなっているのだ。

人は、多様性の中では生きられない。だから文化とその伝承が必要なのだ。

原点を振り返り、親は、自信と誇りをもって子供を躾けて欲しい。


再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年08月18日

自分で自分を育てる強さをもつ #1112

第1112回の今回は
自分で自分を育てる強さをもつ
というテーマでお送りします。



高2男子とその母親の書店での会話:

息子が青チャートの数学VCを手に取って

息子「この本欲しいんだけど」

母親「そんなに厚い本をやれるの」

息子「部屋に置いておきたいだけなんだけど」

母親「本当にやるなら買ってあげるけど」

息子「部屋にオブジェとして置いておきたいんだ」

母親「ええ、オブジェ?」

母親は、息子が手に持っていた青チャート数学Vを受け取って、本棚に戻した。

このエピソードを読まれて何を思われたであろうか。

教育の本質は自己教育にある。

自分で自分を育てていくのが自己教育である。

自分が自分のことを誰よりもよく了解しているから、自己教育以上の教育は存在しないといっていい。

生徒自身が自分自身を教育できるようにすることが、親や教師のつとめである。

自己教育とは、言葉を換えれば、生徒が自分自身だけに意識を向けるということである。

他者からの評価など存在しないがごとき態度でもある。

親がどうあろうと、先生がどうあろうと関係がない。

自分を見つめ、自分を大切にしていくことを教えるのが教育の本質である。

自分を貫く意志が必要だ。

自分の思いをどうか大切にして欲しい。

参考文献:砂川重信「精講物理」学生社



再生時間は8分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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