2023年08月11日

算数・数学を中心として勉強する #1111

第1111回の今回は
算数・数学を中心として勉強する
というテーマでお送りします。



勉強を進めるうえで、大局観を持ち続けることは、

何をおいても重要なことだ。

小・中・高の勉強においては、

常に想起していなくてはならない大局観とは、

算数・数学に重点をおいて勉強を進めていくことである。

これに尽きるといってもいい。

勉強時間の9割以上を算数・数学に費やす時期があっても当然であるくらい、

算数・数学の勉強は重要である。

誰にとっても算数・数学に熟達するには多くの時間が必要となる。

その必要とされる時間は、他教科を圧倒する。

このことを知らないと、勉強時間が圧倒的に足りていないことを自覚しないまま

「私は数学が苦手です」と一生言い続けることなる。

また、算数・数学以外の教科が重要でないということではない。

他教科の勉強を効果的に進めるためにも、算数・数学に最重点をおいて勉強していくことが必要なのだ。

何故なら、算数・数学は抽象度の高い世界を扱うので、算数・数学の勉強をすることは、

抽象度の高い世界を扱える頭脳を手に入れることを意味するからである。

算数・数学の勉強によって抽象的な思考ができるようになると、

他教科の暗記・理解を著しく向上させ、高速化させるのは当たり前のことである。

算数・数学の学習を徹底的に行うことは、その人の可能性を最大限に伸ばす最高の秘訣であると

断言できる。


再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年08月04日

勉強は大切だ #1110

第1110回の今回は
勉強は大切だ
というテーマでお送りします。



勉強は大切だということを伝えたい。
そのよう思って、毎日、子供たちの指導に当たっている。
私は、学ぶことが大好きだ。
学ぶことは人生を豊かに切り開いてくれる。

勉強をできる子に育てたいと思ったら、
お子さんに、
人は、一生涯学び続けるものであるという覚悟を
親やまわりの大人たちが子どもに示し続けなくてはてはならない。

実際に、学び続けていることを見せ続けなくてはならない。
このことがお子さんの人生に決定的な影響を与え続けることを
知らなくてはならない。

それにしても学ぶことは楽しい。

わたしは心からそう思う。

再生時間は5分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年07月28日

読書は大切だ #1109

第1109回の今回は
読書は大切だ
というテーマでお送りします。




「お子様にはどんどん読書をさせてくださいね」

と申し上げると、

「では、どんな本がいいのですか」

「子供に読ませるといい本のリストをください」

という質問やお願いをされることがある。

そこで、私は考える。

自分に何ができるのか。

自分はどういうプロセスで本に出合ってきたのか。

私は、ご両親にお願いする。

「お子様の目の前で本を読んでください」

「そして、読んだ本について話してください」(もちろんここで言う本は、紙の本です)

お子様の目の前で、本を読み、本について話してください。

そして、図書館なり、大きな本屋さんに定期的に連れていくこと。

学校の図書室に行くことを奨励すること。

本を買ったり、借りたりするという行為に慣れさせることです。

意識して、今書いたようなことを実践してください。

そして、読んだ本について文章を書いてみること。

最初は1行でいいから、何かを書くこと。

読書量が増えていけば、自然と文章は書けるようになります。

書ける量も表現の質も目に見えて良くなっていきます。

読書の対象も広がっていきます。

読むことと、書くことが相乗効果を生みます。

読んだら、書きたくなるのです。

この意欲が出てくるまで、とにかく以上のことを続けてください。

そうしたら、精読に取り掛かります。

精読とは、文章の論理に着目した読書です。

ここに至って、国語の試験対策が機能します。

ポイントは、

自分で読書の世界を探検していく、その切っ掛けを意識的につくってください。

こういうことが前提なら、読書リストも有効に機能します。


再生時間は11分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年07月21日

私はあなたを変えられない でも、あなたはあなた自身を変えられる #1108

第1108回の今回は
私はあなたを変えられない でも、あなたはあなた自身を変えられる
というテーマでお送りします。



いろいろな生徒さんをお預かりする。

そして、その保護者の方とも何度もお話をする。

そのとき、私が思っていることがある。

それは、私にはこの子を変えることはできない。

でも、この子自身は自分の人生を変えることができる。

いくらでも、いい方向に変える力をもっている。

ただ、残念なことに、

自分にその力があることを知らないし、

自分が今、その力を発揮する必要があることも思い出せなくなってしまっている。

私ができるのは、

いくらでもよい方向に変える力を持っていることを思い出してもらって、

今、その力を発揮するんだ決めてもらう

切っ掛けとなること。

本当は、力を発揮するようにして欲しいのだけれども、

発揮する、発揮しないを決めるのも、本人でしかないので、

これは、いかんともしがたい。

自分をいくらでも変える力が、自分自身にあって、

その力を発揮していくと決めて欲しい。

そして、自分の人生をどんどん革新していってほしい。

いくらでも革新できるのだ!


再生時間は6分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年07月14日

制限を作り出していることを自覚する #1107

第1107回の今回は
制限を作り出していることを自覚する
というテーマでお送りします。



お父さんが子供にこうあって欲しいと望むことがある。

お母さんが子供にこうあって欲しいと望むことがある。

自分の理想を子供によって実現してもらおうということなのだろうか。

気持ちはよくわかる。

でも、これが自分にとっても、お子様にとっても制限となっていて、

成長を阻むことになっていることにも気づくべきだと思う。

その人の理想とは、信念と言い換えてもいいだろう。

「私はこうあるべきだ、だから、自分の息子もこうあるべきだ」

という信念である。

こうして書いてみると、非論理的な思考の産物であることがわかる。

自分はこうあるべきだという考えが絶対化して、

子供さんが身動きできなくなってしまうのです。

子どもは、氷づめされたように、止まってしまうのです。

論理的に妥当な正当化はありません。

なぜ、この理想がご自分のなかで形成されたかという問題も大切ですが、

まずは、非論理的な決めつけをお子様に押し付け続けているという

ことを理解してほしい。

非論理性を受け入れて欲しい。

話はそこから始まります。

まず、出発点に立ちましょう。

再生時間は9分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年07月07日

子供と接するときに #1106

第1106回の今回は
子供と接するときに
というテーマでお送りします。



晴れてよし 曇りてもよし 富士の山
元の姿は  変わらざりけり      
       ー山岡鉄舟


子供だけではなく、人と対するとき
いつも、この和歌を思い出す。

人は、いろいろな感情に支配される。
泣いたり、怒ったり、笑ったり、嫉妬したり、憎んだり。
でも、その本質は変わらない。

やることなすこと思いのままと言う時もあるし、
物事が停滞して底なし沼にはまってしまったかのように思われるときもある。
失意時もある。

富士山も、同様。
厚い雲に覆われる時であっても、
晴れの日の富士山と何ら変わることがない。

その人を見ようとすること。

そういう意志が、子供を指導するときに重要になってくる。

子育てにも、自分育てにも重要になってくる。



再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年06月30日

ナイアシンは救世主 #1105

第1105回の今回は
ナイアシンは救世主
というテーマでお送りします。



ナイアシンについて書きます。

ナイアシンの効果は凄い!

この一言に尽きます。

受験生のコンディション維持するのにこれほど大きな効果があるものは

ないのではないだろうか。

実は、本心では、ナイアシンは人類をすべての苦悩から救うに違いないとすら

思っています。

ただ、ナイアシンを使いこなすにはそれなりの経験が必要です。

ナイアシンフラッシュが起こるからです。

もちろん、慣れてしまえば、ナイアシンフラッシュは起こらなくなるので、

慣れてしまえばいいのだけなのだけれど、

そうはいっても、生まれて初めてナイアシンフラッシュを経験すると
驚くかもしれません。

経験したことのない感覚に包まれるので、私も初めての時はビックリしました。

ですから、藤川徳美先生のご著書をよく読んでください。懇切丁寧に書かれています。

私の体験から言えるのは、

恐れる必要は全くなくて、ナイアシンを使っているうちにナイアシンフラッシュに

なれてきて、すぐに気持ちいいなって思えるようになって、

さらに使っていると、ナイアシンフラッシュはなくなってしまいます。


再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年06月22日

根拠なき自信 #1104

第1104回の今回は
根拠なき自信
というテーマでお送りします。



根拠のない自信という言い方をする。

しかし、自信に根拠を見つけるのが間違っている。

例えば、模擬試験がことごとくA判定であっても、

それが、志望校の合格を意味するわけではない。

模擬の結果が全部A判定であっても、不合格の可能性は0ではなく、

実際に、A判定であっても不合格する受験生は存在するのだ。

だから、自信に根拠など求めるのが間違っている。

こういう観点からいえば、根拠なき自信しか存在しえない。

根拠なき自信は重要だ。

根拠なき自信があるから、人は可能性を追求できる。

根拠なき自信は、スターターなのだ。

根拠なき自信は、言い換えれば「ハッタリ」といってもいい。

これを悪く考えてはならない。

もの事を始める時、どんな人でも、自分の実力を証明する客観的なデータを示すことはできない。

でも、根拠なき自信をもとに、いろいろとやっていくと、結果として、自分の実力を証明するなんらかのデータが集まってくる。

この順番をはっきり理解しておくことはとても重要だ。

初めは、雲をつかむような話なのだ。

どんなことであっても。

その時点で、客観的な何かを求めても、無駄なだけだ。

客観的な何を示すことができない自分を責める必要など何もない。

根拠なき自信が、結果をもたらすからだ。

では、どうやったら、根拠なき自信を養うことができるか。

一番重要なことは、規則正しさだ。

勉強を例にとれば、

毎日9時から12時まで数学をやる。

13時か16時まで英語をやる。

16時から18時まで物理をやる。

と決めたら、断固それを守ること。

スケジュールを守ることに全力を傾けるのだ。

勉強内容などは、2次的なことに過ぎない。

何が何でも、スケジュールを守ること。

昔、渡辺次男さんという数学の先生がいらした。

その先生が勧められていた方法は次のようなものだった。

毎日、寝る前にピーナッツを1粒食べなさい、2粒ではだめで、必ず1粒寝る前に食べなさい。

それを毎晩やり続けなさい。これを続ければ、必ず受かる。

このように著書に書かれていたけれど、これは、目指すところは同じこと。

これを続ければ、根拠なき自信は確実に、あなたの中で育っている。

そして、大きな力を与え続けてくれるはずだ。

そもそも、根拠なき自信とは、出会いであり、どこからかやってくるものなのだ。

どこからやってくるか。

自分の中を省みれば、根拠なき自信の種は、あなたの中に宿っているのが発見できるはずだ。

もう、あなたはすでに、根拠なき自信と出会っているのだ。

根拠なき自信との出会いを大切にして、そして、育てること。

これは、あなたの人生を賭けた仕事だと、私は信じている。

さらに、根拠なき自信を大切に育てる過程で、根拠なき自信はどこから出てきたのか、

はっきりわかる時が必ず来る。

じつは、本当のあなたの人生は、その時から始まる。

だから、その時を楽しみにしていて欲しい。

再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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