2023年07月21日

私はあなたを変えられない でも、あなたはあなた自身を変えられる #1108

第1108回の今回は
私はあなたを変えられない でも、あなたはあなた自身を変えられる
というテーマでお送りします。



いろいろな生徒さんをお預かりする。

そして、その保護者の方とも何度もお話をする。

そのとき、私が思っていることがある。

それは、私にはこの子を変えることはできない。

でも、この子自身は自分の人生を変えることができる。

いくらでも、いい方向に変える力をもっている。

ただ、残念なことに、

自分にその力があることを知らないし、

自分が今、その力を発揮する必要があることも思い出せなくなってしまっている。

私ができるのは、

いくらでもよい方向に変える力を持っていることを思い出してもらって、

今、その力を発揮するんだ決めてもらう

切っ掛けとなること。

本当は、力を発揮するようにして欲しいのだけれども、

発揮する、発揮しないを決めるのも、本人でしかないので、

これは、いかんともしがたい。

自分をいくらでも変える力が、自分自身にあって、

その力を発揮していくと決めて欲しい。

そして、自分の人生をどんどん革新していってほしい。

いくらでも革新できるのだ!


再生時間は6分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年07月14日

制限を作り出していることを自覚する #1107

第1107回の今回は
制限を作り出していることを自覚する
というテーマでお送りします。



お父さんが子供にこうあって欲しいと望むことがある。

お母さんが子供にこうあって欲しいと望むことがある。

自分の理想を子供によって実現してもらおうということなのだろうか。

気持ちはよくわかる。

でも、これが自分にとっても、お子様にとっても制限となっていて、

成長を阻むことになっていることにも気づくべきだと思う。

その人の理想とは、信念と言い換えてもいいだろう。

「私はこうあるべきだ、だから、自分の息子もこうあるべきだ」

という信念である。

こうして書いてみると、非論理的な思考の産物であることがわかる。

自分はこうあるべきだという考えが絶対化して、

子供さんが身動きできなくなってしまうのです。

子どもは、氷づめされたように、止まってしまうのです。

論理的に妥当な正当化はありません。

なぜ、この理想がご自分のなかで形成されたかという問題も大切ですが、

まずは、非論理的な決めつけをお子様に押し付け続けているという

ことを理解してほしい。

非論理性を受け入れて欲しい。

話はそこから始まります。

まず、出発点に立ちましょう。

再生時間は9分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年07月07日

子供と接するときに #1106

第1106回の今回は
子供と接するときに
というテーマでお送りします。



晴れてよし 曇りてもよし 富士の山
元の姿は  変わらざりけり      
       ー山岡鉄舟


子供だけではなく、人と対するとき
いつも、この和歌を思い出す。

人は、いろいろな感情に支配される。
泣いたり、怒ったり、笑ったり、嫉妬したり、憎んだり。
でも、その本質は変わらない。

やることなすこと思いのままと言う時もあるし、
物事が停滞して底なし沼にはまってしまったかのように思われるときもある。
失意時もある。

富士山も、同様。
厚い雲に覆われる時であっても、
晴れの日の富士山と何ら変わることがない。

その人を見ようとすること。

そういう意志が、子供を指導するときに重要になってくる。

子育てにも、自分育てにも重要になってくる。



再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年06月30日

ナイアシンは救世主 #1105

第1105回の今回は
ナイアシンは救世主
というテーマでお送りします。



ナイアシンについて書きます。

ナイアシンの効果は凄い!

この一言に尽きます。

受験生のコンディション維持するのにこれほど大きな効果があるものは

ないのではないだろうか。

実は、本心では、ナイアシンは人類をすべての苦悩から救うに違いないとすら

思っています。

ただ、ナイアシンを使いこなすにはそれなりの経験が必要です。

ナイアシンフラッシュが起こるからです。

もちろん、慣れてしまえば、ナイアシンフラッシュは起こらなくなるので、

慣れてしまえばいいのだけなのだけれど、

そうはいっても、生まれて初めてナイアシンフラッシュを経験すると
驚くかもしれません。

経験したことのない感覚に包まれるので、私も初めての時はビックリしました。

ですから、藤川徳美先生のご著書をよく読んでください。懇切丁寧に書かれています。

私の体験から言えるのは、

恐れる必要は全くなくて、ナイアシンを使っているうちにナイアシンフラッシュに

なれてきて、すぐに気持ちいいなって思えるようになって、

さらに使っていると、ナイアシンフラッシュはなくなってしまいます。


再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年06月22日

根拠なき自信 #1104

第1104回の今回は
根拠なき自信
というテーマでお送りします。



根拠のない自信という言い方をする。

しかし、自信に根拠を見つけるのが間違っている。

例えば、模擬試験がことごとくA判定であっても、

それが、志望校の合格を意味するわけではない。

模擬の結果が全部A判定であっても、不合格の可能性は0ではなく、

実際に、A判定であっても不合格する受験生は存在するのだ。

だから、自信に根拠など求めるのが間違っている。

こういう観点からいえば、根拠なき自信しか存在しえない。

根拠なき自信は重要だ。

根拠なき自信があるから、人は可能性を追求できる。

根拠なき自信は、スターターなのだ。

根拠なき自信は、言い換えれば「ハッタリ」といってもいい。

これを悪く考えてはならない。

もの事を始める時、どんな人でも、自分の実力を証明する客観的なデータを示すことはできない。

でも、根拠なき自信をもとに、いろいろとやっていくと、結果として、自分の実力を証明するなんらかのデータが集まってくる。

この順番をはっきり理解しておくことはとても重要だ。

初めは、雲をつかむような話なのだ。

どんなことであっても。

その時点で、客観的な何かを求めても、無駄なだけだ。

客観的な何を示すことができない自分を責める必要など何もない。

根拠なき自信が、結果をもたらすからだ。

では、どうやったら、根拠なき自信を養うことができるか。

一番重要なことは、規則正しさだ。

勉強を例にとれば、

毎日9時から12時まで数学をやる。

13時か16時まで英語をやる。

16時から18時まで物理をやる。

と決めたら、断固それを守ること。

スケジュールを守ることに全力を傾けるのだ。

勉強内容などは、2次的なことに過ぎない。

何が何でも、スケジュールを守ること。

昔、渡辺次男さんという数学の先生がいらした。

その先生が勧められていた方法は次のようなものだった。

毎日、寝る前にピーナッツを1粒食べなさい、2粒ではだめで、必ず1粒寝る前に食べなさい。

それを毎晩やり続けなさい。これを続ければ、必ず受かる。

このように著書に書かれていたけれど、これは、目指すところは同じこと。

これを続ければ、根拠なき自信は確実に、あなたの中で育っている。

そして、大きな力を与え続けてくれるはずだ。

そもそも、根拠なき自信とは、出会いであり、どこからかやってくるものなのだ。

どこからやってくるか。

自分の中を省みれば、根拠なき自信の種は、あなたの中に宿っているのが発見できるはずだ。

もう、あなたはすでに、根拠なき自信と出会っているのだ。

根拠なき自信との出会いを大切にして、そして、育てること。

これは、あなたの人生を賭けた仕事だと、私は信じている。

さらに、根拠なき自信を大切に育てる過程で、根拠なき自信はどこから出てきたのか、

はっきりわかる時が必ず来る。

じつは、本当のあなたの人生は、その時から始まる。

だから、その時を楽しみにしていて欲しい。

再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年06月16日

あなたの本音を教えて下さい #1103

第1103回の今回は
あなたの本音を教えて下さい
というテーマでお送りします。



あなたの本音を教えて下さい。

あなたは、本当に東大に合格したいと思っているとします。

自分自身に言ってみてください。

「私は、東大に合格したくない」
「私は、医学部に合格したくない」
「私は、医者になりたくない」
「私は、成績を上げたくない」
「私は、○○したくない」
「私は、○○の実現を望んでいない」
「私は、○○を実現したくない」

どうでしょうか。
何か気づいたことがありますか。


再生時間は8分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年06月09日

子供だけでは止められない #1102

第1102回の今回は
子供だけでは止められない
というテーマでお送りします。



これを読んでいる皆様の幸せを願って、これを書いています。

インターネット・ヘロインの依存症で悩んでいる方は多い。
にもかかわらず、、学力不振の原因がインターネット・ヘロインであることが周知されていません。

端的に書きます。

インターネット・ヘロインを生活から排除しなければなりません。
インターネット・ヘロインは脳を破壊するからです。
インターネット・ヘロインは、子供から未来を奪っているからです。

お子様がインターネット・ヘロイン依存に陥っているとき、
必ず、父母ともインターネット・ヘロイン依存に陥っています。

インターネット・ヘロイン依存症は、家族ぐるみの問題なので、
子供に止めろと言うだけでは、思ったほどの効果は得られません。

子供に止めろと言うのとは大切ですが、
同時に、父親、母親も止めなくてはなりません。
父親、母親が自分自身に厳しく、止めろ、そうしないと人生を破壊することになるぞと
何度も言い聞かせ、実際に、止めたところを子供に見せるなくてはなりません。
もし、お子さんに未来を取り戻してほしいなら、このことは避けることができません。

その上で、読書してください。

子供の前で、大人が読むにふさわしい本を読んでください。
そして、読書を通じて学んだことを、お子さんに話してください。

子供が欲しているのは、甘やかされることではありません。
子供は、今なすべきことを知りたいのです。

インターネット・ヘロインに耽溺することは、子供がなすべきことではありません。
そのことをしっかりと子供に伝えてください。



再生時間は7分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年05月26日

割り算とは何か #1100

第1100回の今回は
割り算とは何か
というテーマでお送りします。




割り算と聞いて何を連想するだろうか。
学習とは連想ゲームであるから、
1つの言葉を見たとき、何を連想するのかが重要になってきます。

割り算と聞いて連想すべきことは2つあります。

1つ目は、「割り算は、逆数をかけること」であること。

2で割ることは、二分の一をかけること。
二分の一で割るとは、2をかけること。
2と二分の一をかけると1になる。
すなわち、2は二分の一の逆数であり、
二分の一は2の逆数である。

このことが連想できると、
数式をスムーズに扱うことができるようになります。
数式の扱いが下手なのは、このことが連想できていない
ことが大きな原因になっています。

2つ目は、「剰余類」です。

そもそも割り算とはなんでしょうか。
これも例をとって説明します。
5を3でわると、商が1で余りが2となるが、
これは、1と2という数の組を決定しているといえます。
割り算は、商と余りからなる数の組を唯一に決定するのです。

これを別の書き方で、

5=3×1+2 

と表せます。
商と余りの組(1,2)を決定しているのがわかります。
引き続いて、

8=3×2+2
11=3×3+2
14=3×4+2
17=3×5+2

-1=3×(-1)+2
-4=3×(-2)+2
-7=3×(-3)+2

これからわかることは、{8,11,14,17,-1,-4,-7}は、同じ仲間だということです。
数学では、これを「同じ」だと考えます。
8≡11≡14≡17≡-1≡-4≡-7≡2 (mod 3)
と表します。
余りが2の整数以外に、余りが1の整数と余りが0の整数があります。
すべての整数はこの3つに分類することができます。
(自然数nで割れば、整数はn種類に分類できます)

余りが0の整数の仲間を0で代表させます。
余りが1の整数の仲間を1で代表させます。
余りが2の整数の仲間を2で代表させます。

次に、代表させた数同士の和を考えます。
0+0≡0
0+1≡1
0+2≡2
1+0≡1
1+1≡2
1+2≡3≡0
2+0≡2
2+1≡3≡0
2+2≡4≡1

ところで、17+(-4)=13となります。
17は2の仲間、−4は2の仲間。
13=3×4+1
なので、13は1の仲間。
だから、2の仲間の17と2の仲間の-4を加えると1の仲間の13になる
ということです。
つまり、
2+2≡1(mod 3)
となります。
代表させた数同士の和を考える意味がわかります。

以上が、割り算を聞いて連想できなくてはならないことです。

これらのことがすぐに連想できると、
演習がスムーズに進み、努力に比例して力がついてきます。

ここで、注意してほしいことを書きます。
まず、小学校の低学年からこれらのことを連想できるように体系的に指導する必要があること。

それから、数学の進歩の方向は抽象化にあることです。
普通の整数同士の演算が、代表する数同士の演算に置き換わっています。
そして、「群」が生まれます。
現代数学の基本的な概念である「群」は、身近なところにあります。

数学は抽象化することで新しい視点を提供してくれます。
それを、面白いと思い、積極的に受け入れていくという姿勢が学習者に求められます。
また、指導者には、学習者が抽象化に慣れるように指導していくことが必要になります。

連想すべきことを連想できるように指導していくことは
言い換えれば「筋の良い勉強」をできるように指導することと同じです。
「筋の良い勉強」とは、努力に比例して力がついていく勉強だからです。
そして、勉強すればするほど、その教科の面白さ、美しさが分かってきます。
勉強すればするほど、その科目が好きになってきます。

どうせやるなら、筋の良い勉強をして欲しいと心から思います。


再生時間は9分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年04月28日

いつになっても読み書き算盤早寝早起き #1096

第1096回の今回は
いつになっても読み書き算盤早寝早起き
というテーマでお送りします。



必要とされる能力は今も昔も未来も変わりはしない。

読み書き算盤、早寝早起き 

規則正しく生活して、
その中で勉強を織り込んでいく。

勉強とは、
正しく読み、正しく書き、正しく計算できる訓練をすること。

つまり、

正しく読むとは、相手の主張を正しく理解すること。
正しく計算できるとは、正しく推論できること。
正しく書くとは、自分の主張を筋道だって表現すること。

正しく情報を得て、、
その情報に基づいて正しく推論し、
その推論結果を明晰に表現する。

これが、読み書き算盤の意味です。


早寝早起きを励行することで、
自然の流れるままに、
読み書き算盤の
能力を高めていくことができる。

読み書き算盤を一生に渡って錬磨できれば、
どれほどの業績を上げられるだろう。
どれほど大きな貢献ができるだろう。
想像もつかないくらいだ。

これは、幸せな生き方そのものでもある。

読み書き算盤早寝早起きを
幼い時から実践する価値の大きさに
あらためて気づいて欲しい。


再生時間は8分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年04月07日

オンラインで教育はできない #1093

第1093回の今回は
オンラインで教育はできない

というテーマでお送りします。



オンラインで教育はできない。

オンライン教育が有効に機能するには2つの条件が必要だ。
条件1:参加者が大人であって、学ぶ意欲が高いこと。
条件2:多額の費用を投入できること。

条件1について。
授業中にもかかわらず、配布されたタブレットで、
授業に全く関係のないサイトを閲覧しているなどということが
日本全国の教室で常態化してしまった。
その結果、デジタルヘロインの依存症になる児童・生徒が激増した。

条件2について。
オンラインでの教育には、教材の開発、メインテナンスに多数の人材が必要で、
そのために多額の費用が発生する。
多額の費用を投入し続けなくてはオンライン教育は維持できない。

オンラインの教育を進めた結果、生まれたものは、
大幅な学力の低下と、著しい学力格差だ。

なぜ、格差が生じたかというと、
オンライン教育に早期に見切りをつけた人々がいるからだ。

新小4年生に会ってほしい。

「ひらがな」が書けない。
指の補助がないと足し算ができない。
掛け算の九九が覚えられていない。

非常に初歩的なことができていない児童がとても多い。

是非、ご自分のお子様の状態を丁寧にみて欲しい。

そして、とにもかくにもオンライン教育にできるだけ早く見切りをつけなくてはならない。
これを聴いてくださっている皆様に、
オンラインでは教育はできないことを認識してほしい。

そして、デジタルヘロインの依存症の怖さから目を背けないで欲しい。

オンライン教育は、教育を破壊しつくしてしまった。


再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年03月31日

浪人を決めた皆さんへD #1092

第1092回の今回は
浪人を決めた皆さんへD

というテーマでお送りします。




覚えることの重要さをあらためて確認したい。

覚えるべきことを覚えることに真正面から取り組むことが
受験の成否を決定する。
受かる人は、覚えるべきことを覚える努力を積極的にする。

受からない人は、覚えるべきことをいつまでもあやふやな状態に置く。

受験勉強は、過去問を研究することが基本。
なぜなら、過去問から来年の問題が出題されるからだ。

なぜ、そうなるか。

それは、受験生が知らなくてはならないことが同じであるからだ。

そして、過去問を研究すると、
受験生が覚えなくてはならない事項が明確になる。
だから、
1. 早いうちから過去問を研究し、
2. その過程で、覚えるべきことを明確に認識し
3. 覚えなくてはならない。

過去問の研究にいくら時間をかけたとしても、
明確化した覚えるべきことを、
覚えなくては、効果はない。

覚えることから逃げず。
覚えることが喜びになるように
自分自身を訓練しなくてはならない。

そう、大切なのは
暗記が喜びになるまで、
反復することなのだ。


再生時間は5分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2022年11月18日

先生、落ちたらどうしよう #1073

第1073回の今回は
先生、落ちたらどうしよう
というテーマでお送りします。
 

先生、落ちたらどうしよう。

受験生が、そんなふうに思うのは当たり前のことかもしれない。
試験が近づいてくれば、なおさらだろう。
だけれども、「大丈夫、大丈夫」と励ますだけでいいのだろうか。

実は、このよくある思いの背景には、幼児的な万能感がある。
もっと、わかりやすく言うと、それは傲慢さ。
自分勝手といってもいい。
真面目に、ものすごい量の勉強を毎日積み重ねている受験生に
「君は、傲慢なんだよ」とは言いづらいが、
やはり、傲慢なんだと思う。

傲慢さの後ろには、こんな考えが潜んでいるかもしれない。
「自分は特別な存在だ」という考えが。
自分は特別だから、どんな試験でも受かって当たり前。

でも、自分はそんなに特別な人なんだろうか?

随分前だが、こんな方が塾生になってくださった。
その方は、小学生まで、アメリカで暮らして、アメリカで教育を受けられた。
アメリカの一流大学には、天才クラスというものがあるそうで、
その、天才クラスにずっと在籍してきた方だった。
そういう方だから、自分は特別という考えに強く支配されていた。
本当は、普通の人なんだから、地道に努力しなければならないところを
どうしてもできなかった。だから、結果も出なかった。
その子に私は、こんな風に言った。
「君は、傲慢なんだ。
あなたは特別の人ではない。普通の人。
単なる、普通の人でいいじゃないか」


再生時間は7分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2022年11月04日

初めはうまくいかないものだ #1071

第1071の今回は
初めはうまくいかないものだ
というテーマでお送りします。
 
初めはうまくいかないものだ。

「初めよければすべてよし」とは、よく知られている。
例えば、問題集をやろうとしたとき、
初めは、1日1題どころか、1題解くにも1週間かかってしまう
ということがあるかもしれない。
でも、やり続ければ、1日1題が、2題になり3題になり、
2回目に取り組むときには、1日10題できるようになっている。
そして、何度もやり続ければ、1題1分でできるようになっている。
しかも、理解度は、始めて解いた時とは比べものにならない
くらい深くなっている。
学習がこのような過程を経るのは、
夏の次には冬が来るのと同じように確実なことなのです。

だから、堂々と、初めのうまくいかなさを受入れ、
思う存分、試行錯誤を繰り返しましょう。


再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2022年10月28日

出せば、入ってくる #1070

第1070の今回は
出せば、入ってくる
というテーマでお送りします。
 
なんで勉強しないんだろう。
勉強しない子はどんなことを考えているんだろう。
取り組む前に、結果を先に考えてしまう。
熱心に取り組んで、その結果失敗したらどうしよう。
失敗したら、かっこ悪い、恥ずかしい。
だから、何もしない。
しなかったんだから、失敗しても当たり前。
失敗する理由をあらかじめ作ろうとする。
自分のプライドが傷つかないように。
でも、何をしないから経験が積めない。

野球は、投手が球を投げることからゲームが始まる。
三振するかもしれないし、ホームランを打たれるかもしれない。
でも、結果が出れば、また、新しいチャンスが巡ってくる。

自分は一滴の汗もかかず、良いことが起こらないかなと思っている。
言い換えれば、欲張り。

うまくいっても、いかなくても、そこに成長があり、生きる喜びがある。
喜びがある。

宇宙の中心は自分。

ゆだねて、今を生きる。
人事を尽くして天命を待つ
挑戦、挑戦、また挑戦。


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2022年10月21日

清水寺の欅というメタファー #1069

第1069の今回は
清水寺の欅というメタファー
というテーマでお送りします。

お話の要点は 
  • 数百年後に今やったことが生きる、そういう大きな視点が必要である
  • 400年後の改修工事に備えて、今から材料にするための欅を育てる
  • 若い時から、どういう人生を生きたいのか考え、追及してほしい
  • 東大に入ってどうするのか。医者になってどうするのか。自分に問いかけ続けてほしい
  • メタファーによって世の中を照らし、導いていく
  • 歴代天皇の御製はメタファーそのもの。
     「あらし吹く 世にも動くな 人ごころ いはほに根ざす 松のごとくに」明治天皇
     メタファーを味わい、感じてみよう。
    です。

    再生時間は8分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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    2022年10月14日

    教えとは、希望を永遠に語ること #1068

    第1068の今回は
    教えとは、希望を永遠に語ること
    というテーマでお送りします。

    お話の要点は 
  • 心の中に「いい手紙」をもって、子供に向かい合おう
  • 希望に目を向けるから、希望を語れる
  • 言葉は、人生を創り、この世界を創る。だから、できるだけ良い言葉に触れ、いい言葉を発信しよう
    です。

    再生時間は3分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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    2022年10月07日

    真の教育はここにあります。 #1067

    第1067の今回は
    真の教育はここにあります。
    というテーマでお送りします。

    お話の要点は 
  • 学校でタブレット端末などを配ることは教育か?
  • 初学者は電子辞書でなく紙の辞書を使うべきである
  • 部活動を神聖化して勉強時間が失われている
  • 学校は基本の学力を身につける為の場所である
  • 学校行事に先生も生徒も時間を奪われので、鉛筆を正しく持てない子が増えた
  • 何度も同じ指摘を受けるのは人として恥ずかしい事、と教えるべき
  • 感情論を持ち込むと教育は成り立たない
  • 書くこと、写すことは、初学の段階では特に大事
  • 真の教育とは「基本の反復」と「習慣の確立」
  • お寺さんのご子弟は、学力の伸びが圧倒的に高い
    です。

    再生時間は13分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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    2022年10月01日

    勉強させないことのリスク #1065

    第1065回の今回は
    勉強させないことのリスク
    というテーマでお送りします。

    お話の要点は 
  • 子供が失敗しないように、親が庇えば庇うほど、子供は学力をつけられなくなる
  • 大学の附属校に入った時点から、勉強しなくなる
  • 学歴を突き抜けていく高い学力を身に着けよう
  • 東大卒には2種類いる。一つは、東大の名を高める人。もう一つは、東大の名前にぶら下がって生きる人
  • なぜ、付属校に進学させたいのか。なぜ、有名校に進学させたいのか。そこに親の見栄はないか、内省してみよう
  • 人間は勝負の連続で、百戦百勝勝するということはない
  • 全力で挑戦しても負けることがあるのは当たり前。負けから何を学ぶかが大切
  • 正々堂々と負けて、将来のために大いに学ぶという気概を持とう
  • 見栄、虚栄心は誰にもある。そのことを受入れ、内省しよう
  • スマホやゲームのデメリットは、全力で挑戦することができなくなること
    です。

    再生時間は15分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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    2022年09月17日

    「留学させようと思うんですが」というご相談 #1061

    第1061回の今回は
    「留学させようと思うんですが」というご相談
    というテーマでお送りします。

    お話の要点は 
  • 親が留学を勧めるその背景にある考えは「日本への軽視・蔑視」や「日本の未来への不安」
  • 標語的に言えば「魏志倭人伝は全部正しいが、日本書記は全部うそ」
  • 戦前の教育を受け、戦争前のことを知る世代が社会の中枢からいなくなった、そして、今に至る
  • 自国文化への誇りを失うと、思考能力が奪われる
  • 留学を考える時に年齢別・立場別の複数のパターンがある
  • 6歳で米国留学した津田梅子は日本語が不得意で就職で苦労した。松岡洋右は13歳で留学したが外交官になれた
  • 留学年齢がその後のキャリアに大きな影響を与える
  • 基本的概念を理解するのも、抽象的概念を咀嚼して自分のものにするのも日本語を使う
  • いつ、どんな立場で留学するかがその後のキャリアに大きく影響する。その後のキャリアを考えよう
  • 自分の中に自国の文化に対する軽視・蔑視がないかを見よう
  • 自国への軽視・蔑視があると自分の武器が活かせずマイナスに働く
  • 学問を完全に英語で講義することは、日本語での思考力を失っていく
  • 外国語で学習することと、外国語で研究成果を発表することは別のこと。だから、分けて考える。 
    です。

    再生時間は17分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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    2022年09月15日

    忘れつつあるもの #1060

    第1060回の今回は
    忘れつつあるもの
    というテーマでお送りします。

    お話の要点は 
  • 腰を入れて座る姿勢が忘れられつつある
  • お子様に姿勢を良くすることを教えてほしい
  • 「姿勢を良くするとどんなメリットがあるか」という発想そのものが違う
  • 「心地良いか・心地良くないか」が大事
  • 漫然とゲームやスマホを見ている人は自分の快・不快の感覚がない
  • 姿勢を良くすると、快・不快の感覚が分かる
  • 大人の子供も一緒に正座をしてみよう
    です。

    再生時間は8分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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