2024年05月31日

なぜ算数数学塾なのか #1153

第1153回の今回は
なぜ算数数学塾なのか

というテーマでお送りします。



1人でも多くの卓越した人を育てたい。
その一心で塾をやっています。

卓越するためには、高度な数学が自由に使いこなせることが必要です。
多くの知的遺産が、数学によって記述されています。

数学が分からないければ、人類の知的資産にアクセスすることすら不可能になってしまいます。
それが、どんなに素晴らしい知識でも、存在していないことにしないいけないことになります。

数学は、自然科学や工学、医学のみならず、社会科学、人文科学を記述する言語でもあります。
数学は諸学の根本にある学問なのです。
ある事物の本質を理解するのに、数学的視点は欠かせません。
また、新しい物事を創造するにも数学的に視点や手法は欠かせません。

高度な数学を自分のものにして、自由に使いこなせる人材を沢山育てたい。
いや、育てなくてはならない、と考えています。

数学は大切です。
そして、早期教育が有効に作用する分野でもあります。
鉄は熱いうちに打て、という言葉は数学のためにある言葉です。
早い時期から、正しい勉強法を学びながら、数学そのものを学んでいくのです。
学ばなければならないことが多く、レベルも高いので、正しい勉強法を、
早期に実践し始める必要があります。

優秀な数学者に指導を受けるために、優秀な数学者が在籍している大学、大学院に入学する必要があります。
数学を専攻しなくても、学問を深めていくためには、卓越した研究業績を生み出している
場所に身を置く必要があります。
卓越した人たちと直接会話をし、彼らの生活ぶりを間近に見るのです。
そうすることで、人の成長は加速します。
そのためには、数学以外の科目の勉強も必要になります。


そういうことを一切合切まとめて指導する場所が必要なのです。
その場所こそ、鴨下算数数学塾なのです。


録音で触れた、人名、書名
人名
八木秀次
本多光太郎
長岡半太郎
西澤潤一

著作
関数解析/藤田宏 黒田成俊 伊藤清三 岩波書店
ルベーグ積分入門/伊藤清三 裳華房


再生時間は9分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年05月24日

どこに注意を向け続けるか #1152

第1152回の今回は
どこに注意を向け続けるか

というテーマでお送りします。



ある50代の男性と話していた時、こんなことを言っていた。
彼は、仕事の関係で鎌倉に住んだことがあったそうです。
「鎌倉は交通の便が悪くて、車が混んでいてもう二度と住みたくない」
とおっしゃっていました。

鎌倉が好きな私は意外に思いました。
澄んだ空気、豊富な陽光、一年を通して温暖、鶴岡八幡宮から一直線に海まで伸びる道。
鎌倉はなんて素敵な土地なんだろうと思います。
内陸の生まれ育った私には、適度に湿度を含んだ、澄んだ空気は何物にも代えがたい美点に思えるのです。


友人から、
『夜と霧』を書いたフランクルの言葉を教えてもらったことがあります。

「鳥はさえずり、花は咲く」

極限状態で、フランクルが思ったことだそうです。
(伺ったのが随分前のことですので、正確ではありません)

受験において、
あるいは人生のあらゆる場面において、
「どこに注意を向け続けるか」
がとても重要になります。

では、どうしたらいいか。

できるだけ美しいものに触れること。
そして、秩序は美を生み出す源だから、
秩序を学ぶこと。

抽象度の高い世界の秩序を解明しようとする数学は
人類の宝です。

だから、私は数学を学び続け、教え続けるのです。


再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年05月17日

成功体験など捨ててしまえ #1151

第1151回の今回は
成功体験など捨ててしまえ

というテーマでお送りします。



正しい勉強法の実行と
正しい勉強量の見積もりを
妨げるものはすべて捨ててしまう必要があります。

妨げるになる最大最強のものは過去の成功体験です。

ご本人だけでなく、ご両親、祖父母など近親者の成功体験も含まれます。

もしあなたが望む結果を得ていないとしたら、まず、疑ってみるべきなのは
自分が過去の成功体験に影響され、判断を間違っていないかという
ことです。

見当違いな努力をいくら積み重ねても、
あるいは努力したつもりの努力をし続けても、
結果が出るわけはないのです。

この状態にいる時、脳の中では何が起こっているかと言えば、
過去の記憶を何度も何度も思い出すことに脳が使われてしまって、
思考しようにも考えることができない状態にあると言えます。

思い出す内容が、良くても悪くても無関係です。

脳の資源を浪費していることには変わりはないからです。

ですから、こういう状態では、
脳を最大限に使わなくてはならない勉強ができるはずがありません。

まず、ここのところを理解してください。


再生時間は5分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年05月10日

「選択と集中」とは、目標に意識を向け続けることでもある #1150

第1150回の今回は
「選択と集中」とは、目標に意識を向け続けることでもある。

というテーマでお送りします。



選択と集中を別の言葉で言いかえれば、
「目標に意識を向け続ける」ということです。

大切なことは、目標に意識を向け続けることです。

続ける必要がある
ではどんなふうに。

とても簡単。

○○に合格したいな。

例えば、東大に合格したいな。

○○大学医学部に合格したいな。

こんなふうに思っていればいい。

自然にそちらの方に注意が向いて、

必要な情報だけを受け入れ、
必要な行動をするようになる。

そういう仕組みを脳は持っている。

いつものようにあなたが「東大に合格したい」と思っていると、
指導者の必要を感じる。
そして、指導者の下で勉強したいと思う。

やがて、鴨下算数数学塾のことを知る。それは、ネットからかもしれないし、
友達が通っているからかもしれないし、お母さんが見つけてくれるかもしれないが、
とにかく、君は鴨下算数数学塾の存在を知る。

あなたは、私に連絡をくれる。

あなたは、私の前に座っている。

あなたは、私の言うとおりに勉強する。

あなたは、東大の合格発表で自分の名前を見つける。

こんな具合。


再生時間は4分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年04月26日

もっと光を 僕らには光が必要だ 光が僕らを救ってくれる #1148

第1148回の今回は
もっと光を 僕らには光が必要だ 光が僕らを救ってくれる

というテーマでお送りします。



勉強ができなくて、成績が悪い理由はなんだろうか。

もちろんいろいろな理由が考えられるが、

もし、君が、
いつも頭がボートして思考ができない。
いつでもひどい疲労を感じている。
授業中にどうしても居眠りしてします。
集中を維持できない。
悲観的な事ばかり考えてしまう。

こういう状態であったら、
セロトニン生成システムのダウンを疑ってみる価値はある。

セロトニン生成システムを回復することで、
人生を劇的に変えることができるかもしれない。

具体的には、どうするか。

まず、栄養を充足させる。プロテイン、ビタミンB、マグネシウム
これが大前提。藤川徳美先生の本に書いてある内容を実践すること。

その上で、秘密兵器を使う。

その名も「ブライトライト」。

ブライトライトで検索してほしい。

すぐ手に入れられる。
ぜひ、試して欲しい。

もちろん、断るまでもないが、私はブライトライトとはなの利害関係もない。

【参考URL】藤川徳美先生 著作
https://www.amazon.co.jp/stores/%E8%97%A4%E5%B7%9D-%E5%BE%B3%E7%BE%8E/author/B074W9PKJ6?isDramIntegrated=true&shoppingPortalEnabled=true

【参考URL】iHerb.com https://jp.iherb.com/

再生時間は8分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年04月19日

なぜ脳は怠けたがるのか #1147

第1147回の今回は
なぜ脳は怠けたがるのか
というテーマでお送りします。


覚えない生徒がいる。

何度も何度も記憶の重要性を話しても覚えてこない。

覚えるべきことを覚えていないと試験には合格できない。

だから、覚えられないということは合格できないということに等しい。

なぜ彼らは覚えてこないのだろうか。

単純に努力が足りないから記憶できない場合もある。
しかし、覚えないという背後には覚えたくない欲求がある。
覚えるために脳を使くことを拒絶してようにも見える。

なぜだろう。
根底に何があるのだろう。

私なりの仮説だが、
1つのことに注意を向けてしまうことが危険だから。

もし、一つのことに集中してしまうと、真後ろから猛獣が突然襲ってきたら対応できない。
今となってはそういう状況は稀だが、人類が誕生してほとんどの年月、常に生死を紙一重のところで乗り越えてきた。
いつ、どこから、猛獣が、毒蛇が、他部族が襲ってくるわからない。
これに対応することが最適な生存戦略だったのだ。

英単語や数学の公式を覚えることに集中してしまっては、
一瞬たりとも生きていけない。

それが人類の歴史だったのだ。

このことを踏まえると、英単語や古文単語、数学や物理の公式などを覚えようとすることは、即死を意味する。

人間は、だれでも根源的な制限をもっているのだ。
だから、覚えられない生徒は、人類の根源的な、生存欲求により忠実であると言ってもいいかもしれない。

もう一つ、仮説がある。

どうも記憶がはかばかしくない生徒の
ご両親にインタビューすると、小さい頃に、百人一首や漢詩などを
完璧に暗記していたとお答えになることが多い。

幼児教育で右脳学習といって、写真記憶の訓練を熱心にされたそうだ。

記憶ができないという私の指摘を意外なこととして受け取ることが多い。

しかし、高校生になった時、幼いこと完璧に記憶したはずの百人一首や漢詩を全く覚えていない。
それどころか記憶力を喪失したのではないかとさえ思えるような状況になっている。
改めて、古文単語を覚えさせようとしても、全く覚えられない。

学習における脳の使い方を喪失してしまったのではないかとさえ思える。

こういう例を扱うのは1つや2つではない。

結論としては、写真記憶やイメージ力を高める訓練はしてはいけないのではないかと思っている。

ではどうすればいのか。

どちらの仮説によるにせよ、
正しい脳の使い方を少しづつ再学習するしかないと思う。



再生時間は11分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年04月12日

「あの人は○○大学卒だけど使えない」 #1146

第1146回の今回は
「あの人は○○大学卒だけど使えない」
というテーマでお送りします。


進路を考える時の参考にしていただければと思ってこの番組をつくっています。

よく聞かれる言葉があります。

「あの人は○○大卒だけど、使えない」

こういうことよく聞きませんか。
どうしてこんなことがささやかれるのでしょう。

理由は簡単です。

脳の能力には、高い部分と低い部分があるからです。

高度な学問を短時間でマスターできる人でも、
簡単な上司からの指示が全く理解できないという場合があります。

こういう方が普通の会社に入ってしまうと、
たちまち使えないという烙印をおされてしまいます。

では、どうしたらいいのでしょうか。

自分の強み、優位点を徹底的に生かすことだけを考えることです。

人は、だれでも組織に属しているとそれだけで安心感が得られます。
ましてやその組織が大きな権力をもっていたら、自負心が満たされるでしょう。

しかし、こういうことを求めてはいけない種類の人々も存在するのです。

求めてはいけないというよりも、求めても決して得られないという方が正確かもしれません。
チームで何かをやっていくようなところでは、力を発揮できないのです。

そういう種類の人もいるのです。
人間力が劣っているからではないのです。
単純に脳の仕組みがそのようにできているだけです。

だから、持って生まれた脳の仕組みを最大限に生かすことを考えればいいのです。

幸いにも、現代は、情報技術の発達が、個人の可能性を大きく広げてくれています。
組織に属さなないと仕事がないわけでも、物事が成し遂げられないわけでもありません。
個人と組織が対等に付き合えるようになってきました。
自分は組織に属した方がいいのか、そうでないかはよく見極める必要があります。

見極めて、人生の早い時期から準備を始めると人生のすべてが円滑に動いていくことでしょう。


再生時間は11分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年04月05日

勉強をすると適性がわかる #1145

第1145回の今回は
勉強をすると適性がわかる
というテーマでお送りします。


勉強をすると自分の進むべき道が分かるようになる。

自然に導かれるように。

逆に、勉強をしないとわからない。

何もわからない。

だから、すべては学ぶことから始まる。

学ぶといっても、森羅万象のことが学びの対象であることは確かだ。

「自分以外すべて我が師」ということは真実で、

このような気概をもって自らの人生に臨むことは必須だと思う。

しかし、ここで言いたいのは、受験勉強の大切さだ。

受験勉強や学校の勉強に真剣に取り組んで欲しい。

ともすれば、人は自分探しの欲望に突き動かされる。

その欲望のままに、多くの労力、時間、お金をそこに費やす。

しかし、結論から言えば、自分探しほど無駄なものはない。

必要なことは、目の前にある数学の問題に全身全霊で向き合うこと。

1つの英文を全力で自分のものにすること。

時に「お勉強」などと揶揄されることに真剣に、全身全霊で

取り組むことがその人の人生を自由にしていく。

自分探しの背景には、恐怖ある。

しかし、人類の歴史は、飢餓と猛獣、外敵との戦いの歴史であったことを

思い起こせば、人が恐怖に支配され、合理的な判断から逸脱するのは当然なのだ。

だからこそ、この事実を知って、冷静に身を処していかなくてなならない。

そういう訓練を意識的にしていかなくてはならない。

そのための訓練として一番身近で有効なのは受験勉強だ。

受験勉強は、人の知能と知性を著しく向上させる。

前頭葉を鍛えるからだ。注意制御機能、メタ認知、ワーキングメモリー、抑制機能を

一度に鍛えてくれる。

こんなにすごいものはない。

受験勉強は天からの贈り物に違いない。


再生時間は10分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年03月29日

親は強制を恐れる必要はない #1144

第1144回の今回は
親は強制を恐れる必要はない
というテーマでお送りします。



親には意志が必要です。
子どもに、何が何でも、どんなことがあっても、
絶対に学ばせるという強い意志です。

そして、この意志は子どもに学習を強制する基盤になります。
子どもに学習をさせるには強制が必要です。
強制を避けることは絶対にできません。

学習の成果を上げるには習慣化が必須ですが、
学習の習慣化には強制力が不可欠です。

では、子どもが学習を嫌がることがあるのは何故でしょうか。

2つあります。

1つ目は、子どもは無知だからです。
勉強をしないとどんなに大変なことになるのか、
逆に、勉強するとどんなにいいことがあるか、知らないのが子どもです。
大きなメリットと、大きなデメリットを知りません。
子どもは、長い視点で人生を見るほど脳が育っていないのです。


2つ目は、人類が持つ宿命です。
人類は、毎日、飢餓と外敵からの脅威にさらされてきました。
人類誕生以来数百万年間、毎分毎秒、飢餓や外敵と戦ってきました。
だから、人類の根底には恐怖が根付いています。

こういう状況でしなくてはならないのは、体力の温存をはかること
つまり、できるだけ身体と脳を動かさないことです。
特に脳は、莫大な栄養を消費しますから、脳を動かすことは死に直結します。
次にいつ食料が手に入るかわからないわけですから。

ですから、勉強をしようとすると、身体を防衛するシステムが起動します。
脳にブレーキがかかります。
勉強をすると死の恐怖が襲ってくるのです。
それで、勉強ができないのです。

では、どうするか。

方法はあります。


再生時間は7分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年03月22日

「勉強なんて役立たないから勉強しない」と言う前に #1143

第1143回の今回は
「勉強なんて役立たないから勉強しない」と言う前に
というテーマでお送りします。



学校の勉強は役に立たない。

だから学校の勉強なんかする必要はない。

そう言い切ってしまう前に、

「勉強しなかったらどうなるか」

を考えてみて欲しい。

学生時代に勉強しなかったらどうなるだろうか。

授業がわからないから、つまらない。

テストができないから、びくびくしている。

先生の意図を理解できず、叱責されているだけだと思うので、

授業にでるのが、ますます嫌いになる。

先生のことも嫌いになる。

学校に行きたくないのを無理やり我慢して行く。

成績表を見るたびに、打ちひしがれる。

劣等感を持つ。

学校が大嫌いになる。

自分が嫌いになる。

部活を頑張ってやってみるが、ますます勉強しなくなる。

不本意な大学へ進学する。

あるいは、大学進学をあきらめる。

将来、従事したい職業を考えることすら無意味に思えるほどの無力感にとらわれる。

ますます、劣等感が強くなる。

逆に、勉強を一生懸命したらどうなるだろうか。

授業がよくわかって、楽しい。

テストができて、誇らしい。

先生の指導の意味も的確に理解できるので、授業もますます楽しい。

友達から尊敬される。

自分に確かな自信が持てる。

自分でより高度なことを学んでいける。

喜びをもって、自分の問題意識を育て、学んでいくことができる。

学問の楽しさが分かってくる。

学問をすることの意義がわかってくる。

自分の望む大学に合格する。

将来、自分はどのように社会とかかわっていくのかを真面目に考えることができる。

あなたはどうしたいですか。


再生時間は12分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年03月08日

脳の発達の時期を逃すな #1141

第1141回の今回は
脳の発達の時期を逃すな
というテーマでお送りします。



**脳の発達の時期を逃すな**。

これは、教育において最も考慮されるべきことです。

思春期の爆発的な脳の発達をとらえて、

この時期に学習、特に数学の学習を進めることが大切だ。

驚くほどのペースで学習を進められる。

指導していると、その進歩は、驚異的という形容以外みつからない。

そして、人の脳のもつ能力の偉大さにただたた感動する。

数学とは、抽象と具体を往復する営みともいえる。

ここに、人の脳の発達を促す秘密がある。

数学における抽象度の高さは諸学の水準をはるかに超えている。

この思春期の時期に数学を徹底的にやることの効能は計り知れない。

それから、優位点に立って、その優位性を最大化していくこと。

この戦略のとてもいい応用例でもあることは、

指摘されてよいと思う。


再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年02月02日

お父さんが子どもに言って欲しいこと #1136

第1136回の今回は
お父さんが子どもに言って欲しいこと
というテーマでお送りします。



お父さんが子どもに言ってほしいこと。

思いっきりやって、沢山失敗しなさい。
手痛い失敗を沢山しなさい。

一生懸命全力を尽くして、そうしたら、結果は天に任せなさい。

結果が不合格なら、そこから学べばいい。
結果が合格なら、そこから学べばいい。
「何が学べるか」を常に自分自身に問いかけなさい。

物事にいい悪いはない。
合格したら良い、
不合格だったら悪い。
そうではなくて、
学ぶということに焦点を当てなさい。

とにかく全力で、全身全霊で向かっていきなさい。
そして、やるだけやったら天に任せなさい。
そして、結果が出たら、そこから学びなさい。

この繰り返しが生きるということです。

再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。


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2024年01月19日

「今を生きる」ということ  #1134

第1134回の今回は
「今を生きる」ということ
というテーマでお送りします。



今、お腹いっぱいなんだけど、

授業中にお腹が減ってしまうと困るから、

ご飯をもう一膳いただいておこう。

結果、食べすぎちゃった。

すごく気持ちが悪いかも。

となってしまいます。

こういうことを私は毎日しています。

これは、今を生きていません。

今を生きているとは、

お腹も腹八分目でいい具合。

すごく満ち足りていい気分。

このこと以外考えない。

夜にお腹がすいたらどうしようなんて考えない。

何にも考えず、おいしかったな、といって満ち足りた幸福に浸っていること。

幸福の中に漂う感じでしょうか。

過去問ができない、手がつかないという受験生は多いと思います。

まだ、早いから。

試験日までまだ時間があるし、

もうすこし実力がついてからやればいい。

試験直前までとっておいて、その時に力試しすればいい。

いろいろと理由はつくるのですが、

結局、試験が終わるまで過去問をやることはない

やったとしても前年度分を1回時間を計って

やっただけとか、その程度で終わる受験生が多いと思います。

なぜでしょうか。

過去問をやることが怖いからです。

過去問ができなかったらどうしようと恐怖や不安に支配されるからです。

つまり、今を生きていないのです。

なぜ今を生きられないかと言うと、

万能感に支配されているからです。

過去問ができなくても、試験に合格できない、なんて思う方がナンセンス

ですが、万能感に無自覚だと、勝手な決めつけを行ない、

その結果、不安や恐怖でますます身動きができなくなってしまいます。

今を生きると最短距離で試験に合格できます。

最適な道を無抵抗に、楽に歩んでいけるからです。


再生時間は6分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年01月05日

自分の意志で生まれてきたとすると #1132

第1132回の今回は
自分の意志で生まれてきたとすると
というテーマでお送りします。



選択と集中を感情的に拒否する人が多い。
選択と集中は、捨てることが前提となる。
ここに感情的に反発するように思える。

なぜだろう。

そもそもの話をしたい。

自分は、自分の意志でこの世に生まれてきた。

この両親の下に生まれたら、

こんな遺伝子を受け継ぎ、

こういう環境を持つことを想定して、

生まれてきた。

このように考えてみたらどうだろうか。



再生時間は12分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年12月29日

高慢さ怠惰さ、そして学ぶこと #1131

第1131回の今回は
高慢さ怠惰さ、そして学ぶこと
というテーマでお送りします。



何故、人は学ばなくてはならないのだろうか。

高慢で怠惰な自分と向き合って、それらを克服するために学ぶのです。

学ぶとは先人に対する敬意を養うことでもあります。

高慢や怠惰は、敬意にその席を譲るからです。

だから、人は学ばなければなりません。

学ばなければ、高慢と怠惰に支配されるからです。

先人に対する敬意を持てないからです。

高慢と怠惰に支配されて、敬意を持てない人の人生がどれほど不幸なものであるかは

想像に難くないでしょう。

不幸な人生を子供たちに歩ませてはならないから

学ぶことを教えなくてはならないのです。

子どもたちには幸せな人生を生きていってもらうため、

学ぶことを通して、自分の高慢さと怠惰を克服していってほしいと心から願っています。

再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年12月15日

突き抜けろ #1129

第1129回の今回は
突き抜けろ
というテーマでお送りします。



私は、生徒に言う。
お前たち、突き抜けるんだ。

何のために勉強するんだ。
それは、突き抜けるためだ。
突き抜けて、突き抜けて天までも尽き抜けろ。

奇をてらったことは必要ない。

腰を入れて座りなさい。
丁寧に字を書きなさい。
わからないことがあったらすぐに辞書をひきなさい。
それを、すぐにノートに写しなさい。
先生の話は集中して聞き、すべてをノートにしなさい。
図を描きなさい。
問題に書かれている情報を整理しなさい。
できない問題はカードに書いて、肌身離さず持っていなさい。
覚えるべきことは正確に記憶して、即座に想起できるようにしなさい。
解けなかった問題は、何度も何度も解き直しなさい。
英語、古文、漢文の教科書は暗記してしまうまで、何度も音読しなさい。

選択し、集中しなさい。

勉強に真剣に向き合いなさい。
誰よりも勤勉でありなさい。

当たり前のことを当たり前に実践して、

突き抜けよ。

突き抜けて、突き抜けて、天をも突き抜けよ。


再生時間は8分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年12月01日

嫌いだと思うからこそ、それを断固やる #1127

第1127回の今回は
嫌いだと思うからこそ、それを断固やる
というテーマでお送りします。



「嫌いなことを進んでやりなさい」と生徒によく言います。

「脳神経細胞がないから嫌いなんで、やっているうちに脳神経細胞と
そのネットワークが形成されて、違った世界がみえるから」
と付け加えます。

何も経験のないことに、好きだ、嫌いだということほど無意味なことはありません。

経験もろくにしていないことに対して、評価を下すのは万能感のなせる業。
好きだ、嫌いだに根拠はありません。

嫌いだからやらないではなくて、嫌いだからこそ毎日やるのです。

嫌いだからやらないと、大きなチャンスを逃します。
より大きな、自由な世界に羽ばたくためには、
どうしても必要な事なのです。

嫌いだからやらないは、子どもの心が使う常套語句。
嫌いだからやるというのが、大人がとるべき行動なのです。

行動を変えれば、脳の神経ネットワークが進歩するので、
世界の見え方が全く変わってきます。


まったく新しい人生を生きることになります。

これが、成長です。

そして、大人の心がますます、強く大きくなっていきます。

自分の傷に塩を思いっきり塗りたくっるように、嫌いな事に挑んでください。

再生時間は6分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年11月24日

型にはめることを恐れない #1126

第1126回の今回は
型にはめることを恐れない
というテーマでお送りします。



バレエ教師は、訓練の過程で、
生徒の癖を徹底的にそぎ落としていくという。
演舞者は、自分の癖をそぎ落とした極限で、美を創造できる。

武道家は、古から伝わった型を徹底的に繰り返す。
そうやって極意に達し、人間業とは思えないほどの超絶的な強さを発揮する。

癖を取るのも、型を学ぶのも、
どちらも万能感を認識し、手放すことを強制する。

大人の心を育てることになる。

勉強、受験勉強も全く同じこと。

先生の言う通りやってみること。

徹底的に真似してみること。

アルキメデスは紀元前3世紀の人。
彼が、極限の概念を人類史上初めて認識した一人だが、
アルキメデスの生きていた時代から2000年以上の時間がたっている。
数学という学問はそれほど、歴史がある学問なのだ。
その歴史を踏まえて、学んでいかなくてはならない。

学ぶことによって、万能感から自由になり、大人の心を持てるようになる。

これは、数学だけではない。あらゆる学問で、同じことが言える。
人は、古からの積み重ねを学ぶことで、先人に対する敬意を養い、
万能感を排除して、大人になっていく。
その結果、真のオリジナルを創造できるのだ。

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再生時間は7分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年11月17日

王様から普通の人へ #1125

第1125回の今回は
王様から普通の人へ
というテーマでお送りします。




小学校3年生K君のお母様(A子さん)に次のようなお話をいたしました。
K君には弟さんがいます。


よくご存じなことだと思うのですが、大切な事なのでお話しさせていただきます。
弟さんが生まれるまでは、両親の注目はすべてご長男であるK君に向かっています。

K君はこの状況を
自分が王様で、ご両親は自分の奴隷だから両親は自分の言うことを何でも聞いてくれて
当たり前なのだと解釈しています。

その結果、自分では何もしなくていいのだと考えています。
自分が何かやるのはおかしいことで、自分に何かをさせようとするひとには罰を与えなくては
ならないと考えます。

しかし、弟さんが生まれた途端、両親のご注意は全部弟さんに向かいます。
そうすると、K君は王様の地位を奪われたと考え、なんとかその地位を取り戻そうとします。

それで、K君はどうするでしょうか。

K君は、自分を弱くするという戦略を取ります。

病気になったり、勉強をしなかったり、弱くすると、お母さんの注目が自分に集まるからです。

このままの状態を放置すると、
どんどん弱くなります。

勉強もしません。
自分で何かをすることはおかしいことだからです。
勉強は、周りの人がやってくれるものだからです。

勉強をしないと、勉強はどんどんできなくなります。
学校にもついていけなくなります。
そうすると、それをお母さん心配してくれます。

あるいは、お母さんは怒って、沢山沢山K君を叱ります。

叱られることも、母親の注意を集めている証拠ですから、
叱られれば叱られるほど、K君にとっては勝利を意味します。

ますます、何もしなくなってきます。

このようなメカニズムがあります。
では、どうしたらいいのでしょうか。

再生時間は11分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年11月10日

周りが全部教えてくれる #1124

第1124回の今回は
周りが全部教えてくれる
というテーマでお送りします。



私と生徒(小6女子)との会話。

私 「なんで土曜日、日曜日に勉強できなかったの」
生徒「お友達とずっと遊んでなかったんで、お友達に誘われたんです。
   それで、遊ぶ約束をしたんです」

反応その1 それくらいいいじゃない。受験のためにお友達とあそべないなんてかわいそう
反応その2 正しい思考法を教えるチャンス。

私は、反応2の立場から接します。
自立が教育の目的だからです。

私「あなたは本当に合格したいのですか」
生徒「はい、絶対合格したいです」
私「なぜその子が、遊ぼうって誘ってくれたのかわかる」
生徒「ただ、遊びたいからじゃないですか、ずっと遊んでなかったし」
私「それはね、あなたが本当に合格したいのかはっきりさせたいために、
  友達を通して質問したの。あなた自身がね」

こんなふうに考えると、人生で起こることのとらえ方が根底から変わってくる。

再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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