2023年12月01日

嫌いだと思うからこそ、それを断固やる #1127

第1127回の今回は
嫌いだと思うからこそ、それを断固やる
というテーマでお送りします。



「嫌いなことを進んでやりなさい」と生徒によく言います。

「脳神経細胞がないから嫌いなんで、やっているうちに脳神経細胞と
そのネットワークが形成されて、違った世界がみえるから」
と付け加えます。

何も経験のないことに、好きだ、嫌いだということほど無意味なことはありません。

経験もろくにしていないことに対して、評価を下すのは万能感のなせる業。
好きだ、嫌いだに根拠はありません。

嫌いだからやらないではなくて、嫌いだからこそ毎日やるのです。

嫌いだからやらないと、大きなチャンスを逃します。
より大きな、自由な世界に羽ばたくためには、
どうしても必要な事なのです。

嫌いだからやらないは、子どもの心が使う常套語句。
嫌いだからやるというのが、大人がとるべき行動なのです。

行動を変えれば、脳の神経ネットワークが進歩するので、
世界の見え方が全く変わってきます。


まったく新しい人生を生きることになります。

これが、成長です。

そして、大人の心がますます、強く大きくなっていきます。

自分の傷に塩を思いっきり塗りたくっるように、嫌いな事に挑んでください。

再生時間は6分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年11月24日

型にはめることを恐れない #1126

第1126回の今回は
型にはめることを恐れない
というテーマでお送りします。



バレエ教師は、訓練の過程で、
生徒の癖を徹底的にそぎ落としていくという。
演舞者は、自分の癖をそぎ落とした極限で、美を創造できる。

武道家は、古から伝わった型を徹底的に繰り返す。
そうやって極意に達し、人間業とは思えないほどの超絶的な強さを発揮する。

癖を取るのも、型を学ぶのも、
どちらも万能感を認識し、手放すことを強制する。

大人の心を育てることになる。

勉強、受験勉強も全く同じこと。

先生の言う通りやってみること。

徹底的に真似してみること。

アルキメデスは紀元前3世紀の人。
彼が、極限の概念を人類史上初めて認識した一人だが、
アルキメデスの生きていた時代から2000年以上の時間がたっている。
数学という学問はそれほど、歴史がある学問なのだ。
その歴史を踏まえて、学んでいかなくてはならない。

学ぶことによって、万能感から自由になり、大人の心を持てるようになる。

これは、数学だけではない。あらゆる学問で、同じことが言える。
人は、古からの積み重ねを学ぶことで、先人に対する敬意を養い、
万能感を排除して、大人になっていく。
その結果、真のオリジナルを創造できるのだ。

=================
再生時間は7分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年11月17日

王様から普通の人へ #1125

第1125回の今回は
王様から普通の人へ
というテーマでお送りします。




小学校3年生K君のお母様(A子さん)に次のようなお話をいたしました。
K君には弟さんがいます。


よくご存じなことだと思うのですが、大切な事なのでお話しさせていただきます。
弟さんが生まれるまでは、両親の注目はすべてご長男であるK君に向かっています。

K君はこの状況を
自分が王様で、ご両親は自分の奴隷だから両親は自分の言うことを何でも聞いてくれて
当たり前なのだと解釈しています。

その結果、自分では何もしなくていいのだと考えています。
自分が何かやるのはおかしいことで、自分に何かをさせようとするひとには罰を与えなくては
ならないと考えます。

しかし、弟さんが生まれた途端、両親のご注意は全部弟さんに向かいます。
そうすると、K君は王様の地位を奪われたと考え、なんとかその地位を取り戻そうとします。

それで、K君はどうするでしょうか。

K君は、自分を弱くするという戦略を取ります。

病気になったり、勉強をしなかったり、弱くすると、お母さんの注目が自分に集まるからです。

このままの状態を放置すると、
どんどん弱くなります。

勉強もしません。
自分で何かをすることはおかしいことだからです。
勉強は、周りの人がやってくれるものだからです。

勉強をしないと、勉強はどんどんできなくなります。
学校にもついていけなくなります。
そうすると、それをお母さん心配してくれます。

あるいは、お母さんは怒って、沢山沢山K君を叱ります。

叱られることも、母親の注意を集めている証拠ですから、
叱られれば叱られるほど、K君にとっては勝利を意味します。

ますます、何もしなくなってきます。

このようなメカニズムがあります。
では、どうしたらいいのでしょうか。

再生時間は11分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年11月10日

周りが全部教えてくれる #1124

第1124回の今回は
周りが全部教えてくれる
というテーマでお送りします。



私と生徒(小6女子)との会話。

私 「なんで土曜日、日曜日に勉強できなかったの」
生徒「お友達とずっと遊んでなかったんで、お友達に誘われたんです。
   それで、遊ぶ約束をしたんです」

反応その1 それくらいいいじゃない。受験のためにお友達とあそべないなんてかわいそう
反応その2 正しい思考法を教えるチャンス。

私は、反応2の立場から接します。
自立が教育の目的だからです。

私「あなたは本当に合格したいのですか」
生徒「はい、絶対合格したいです」
私「なぜその子が、遊ぼうって誘ってくれたのかわかる」
生徒「ただ、遊びたいからじゃないですか、ずっと遊んでなかったし」
私「それはね、あなたが本当に合格したいのかはっきりさせたいために、
  友達を通して質問したの。あなた自身がね」

こんなふうに考えると、人生で起こることのとらえ方が根底から変わってくる。

再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年11月03日

勉強をしなくてはいけないのはなぜか #1123

第1123回の今回は
勉強をしなくてはいけないのはなぜか
というテーマでお送りします。



勉強は、しなくてはなりません。
子どもには、何をおいても勉強をさせなくてはなりません。
泣こうが、喚こうが勉強をさせたくてはなりません。

何故でしょうか。

自立するためです。

自立を言い換えれば、社会で責任を負えるようになるためです。
社会でしっかりと責任を負って、自分の人生を生きて欲しいからです。
責任を負うには知識が必要です。
責任を負うとは、正しい判断ができるということです。
十分な知識なくて正しい判断はできません。
知識を身に着けるには、意識的・長期間にわたる努力が必要とされます。

社会に出て責任ある仕事につくからこそ、収入があるのだということを
早くから教え込まなくてなりません。
得たお金をよりよく循環させる役目があることも教えなくてはなりません。
そうやって、皆が責任を負うことで国が成り立っていることを教えなくてはなりません。

そのためにも知識が必要です。
いずれにせよ、勉強しなくては話が始まりません。

子どもは欲張りです。
なんの責任も持ちたくないけれど、自分の欲しいものは何でも手に入れたい。

どんなものでも何の代償も払わなくても、手に入れられるものだと思っています。
これが子どもの心です。

これを否定して、直さなくてはなりません。
これがこそが真の教育です。

教育の最終的な目標は、
「真の教育を自分自身が自分自身に施せるようになること」ことです。


My Gift

What can I give Him
Poor as I am;

If I were a shepherd,
I would give Him a lamb.

If I were a wise man,
I would do my part.

But what can I give Him?
I will give my heart.

ー Christina Rossetti

再生時間は11分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年10月27日

真の目標に出会うためには #1122

第1122回の今回は
真の目標に出会うためには
というテーマでお送りします。




「これをやり遂げるために私は生まれてきたんだ」
と思えるような目標に出会いたいですか。
人生における真の目的に出会うためには、
どうしたらいいでしょうか。

まず、してはいけないこと。
それは、真の目的を探そうとしないこと。
時間の無駄だからです。
ここで迷って時間を無駄にしてはいけません。

しなくてはいけないことは、
なんでもいいので、思いつくものを目標にしましょう。
毎朝5時に起きて勉強できるようになる。
チャートの積分計算が全部できるようになる。
簡単な資格を取る。

いろいろ思いつくはずです。

よく、文系か理系かで迷う人がいますが、
とりあえず決めて、
貫き、受験で結果を出してしまいましょう。
そして、入学して、最優秀の成績で卒業しましょう。

文系、理系の学部2つを卒業している人など数えきれないほどいます。

迷いは鬼。迷えば迷うほどチャンスを失います。

適性を考えてはいけません。そんなことで迷ってはいけません。
どんな分野でも成功しようと思えばあらゆることが必要だからです。
人はいくらでも変われるからです。

大学は、2つでも3つでも行っていいですし、
昔やったことは必ず役に立ちます。

そんなつもりで、進んでいくんです。
どんどん進んでいくと、必要な経験が積み重なって、
必要な出会いが繰り返させて、
やがて、真の目的に出会えるでしょう。

そのとき、いままでやってきたことがすべて役に立つことに驚くでしょう。

これこそ人生の真実です。
生きる極意です。

もし、文系か理系か、受験する大学、学部が決まらない人は、
私の所に来てください。
私が決めて差し上げます。
もちろん、私が提示する目標を盲信して、猛進できるという覚悟のある方に限ります。
是非いらしてください。


再生時間は6分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年10月20日

人と違うことを進んでやる #1121

第1121回の今回は
人と違うことを進んでやる
というテーマでお送りします。




今までもそうであったけれど、

これからもっともっと大切になること、これについて話をしたい。

子どもたちを指導していて、

どうしても先取り学習ができない子がいる。

できないというのは、能力の問題ではなくて、

同級生と違うことをやることに

大きな抵抗を感じることが根本にあって、

これが障害になって

同級生より早いペースで勉強することができなくなっています。

同級生と違うことをすることに罪悪感すら感じているのです。

先取り学習を提唱する私は、彼らにとっては、

罪を犯すことをすすめる大悪人に思えるわけです。

そして、大悪人は成敗しなくてならないと思うわけです。

私の言うことなど聞く耳を持ちません。

だから、先取り学習が一向に進まず、

そうこうしているうちに、学校の進度にも後れを取ってしまいます。

一度遅れをとってしまうと、それを取り返すのはとても

大きなエネルギーを要します。

同じことを身に着けるのに、遅れを取り戻すための勉強は、先取り学習の数十倍の

エネルギーが必要です。それは、遅れてしまったということからくる焦り、

次のテストで赤点を取ったらどうしようというプレッシャー、

同級生に馬鹿にされたくないという見栄などものもろもろのことが積み重なって、

それをはねのけて勉強しなくてはならないからです。

先取り学習をしていれば、定期テストの点数を心配することなど一切なく、

たのしく学校に通えるのに。

10人いたら10人とも違うわけで、

それが同じことをするというのが、

そもそもおかしいのです。

そもそもおかしいことが強制力を発揮して、

生徒の人生を縛っていきます。

この強制力は無言で、生徒手帳に記載があるわけではありませんが、

その力は異常といっていいほど強力です。

ですから、かなり早い時期から、この強制力に無関係に、自由に生きることを

教えなくてはなりません。

ここで、AIに依存することの危険を考えます。

AIは、仮説を立て、

その仮説を検証するために実験系を構成し、

実際に実験を行ない、

仮説が正しいかどうかを検証しません。

ネット上にある情報を集めているにすぎません。

人類の発展は、仮説を立てそれを実験し、検証することで

実現しました。

AIは、これとは真逆のことしかできません。

AIは、科学的思考法を実践できないため、真偽判定能力がないからです。

現状にある情報だけに依存するので、

人の考え方を固定化する方向にしか、その力を生かせないわけです。

結局、AIは皆同じでなくてはならないという強制力の手先にしかすぎません。

人類の思考や行動が固定以外許されなくなります。

そういう社会で、子どもたちにしてやれることは何でしょうか。


再生時間は9分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年10月13日

万能感を受けいれる #1120

第1120回の今回は
万能感を受けいれる
というテーマでお送りします。




万能感への理解を深めることは人生のキーポイントである。

私は、一生懸命黒板の前で説明する。

私 「ノートをとった」
生徒「いいえ」

見ると、机の上にノートはない。

私 「ノートをとらなくていいの」
生徒「大丈夫です。ノートとらなくてもできます」
私 「じゃ、この問題やってみて。類題だからすぐできるでしょ」

しばらくたって。

私 「できた」
生徒「できません。わかりません」
私 「もういちど、やってみせるね」

何もせず、ただ見ているだけの生徒。

私 「ノートとった。なにか質問はないですか」
生徒「ノート取らなくても大丈夫です」
私 「じゃあ、この問題やってみて。類題だから」
生徒「できません。わかりません」
私 「もういちどやってみせるね」

立派に万能感を発揮している生徒さん。

私 「この大学を受験されてはどうでしょうか」
親 「うちの子にこんな難しい大学は絶対に無理です」
私 「お子さんの勉強進度、成績を考えると十分合格可能なんですが」
親 「絶対無理です。絶対に合格するわけありません」
私 「ご検討だけでもされてはいががでしょうか」
親 「絶対に受かりません。どうせ、5流大学しか受からないんです」
私 「ものすごく努力されていますよ」
親 「息子は馬鹿なんです。どうしようもない馬鹿なので、絶対に受かりません」

立派に万能感を発揮しているお母さん。

毎日、皆さんが万能感を発揮してくださる。

再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年10月06日

勉強を進んでやる子を育てる #1119

第1119回の今回は
勉強を進んでやる子を育てる
というテーマでお送りします。




そもそもの話から始めます。

赤ちゃんは、一人では何もできません。

周りの大人の世話がなければ、生きていけません。

オギャーと泣けば、何が欲しいのかなと親がいろいろと考えて、

何くれとなく世話をしてくれます。

ある程度大きくなっても、親がいないと生きていけないということには

変わりありません。

ここで、子どもにある信念が芽生え、定着します。

それは、自分は王様で両親は自分の奴隷である、という信念です。

そういう信念が生まれ、定着していきます。

大人が考えれば、それは勘違いの何物でもないのですが、

子どもは、この考えを毎日強化していきます。

なぜなら、親がなんでもやってくれるからです。

そして、この間違った信念をさらにさらに強固にしていきます。

自分は王様、自分のまわりの全ては自分の奴隷。

自分の身の回りの大人だけでなく、社会全体が自分の奴隷と考えるようになります。

こんなふうにして幼児的万能感は肥大して、その子を支配してきます。

自分は、何もしなくても許される特別な存在なのだと、ますます、この勘違いを強固なものにしていきます。

これは、幼児的万能感がどのように形成されていくのかというお話です。

幼児的万能感に支配されていれば、勉強などしなくてもいいという結論に当然なります。

自分は、特別な存在だと思っているからです。

このメカニズムを知ると、子どもに教えるべきことが分かってきます。

自分は当たり前の普通のありふれた存在なのだということです。

このことを教え込まなくてはなりません。

後天的に形成された信念は、後天的に治すしかありません。

つまり、躾をしなくてはならないということです。

躾の目的は、「普通の当たり前の人だから、精一杯努力しよう」
と思えるようになることです。

こんなふうに思えるようになるように躾をして、
導いていく必要があるのです。



再生時間は9分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年09月22日

規律ある生活こそ最高のプレゼント #1117

第1117回の今回は
規律ある生活こそ最高のプレゼント
というテーマでお送りします。



親が子供に出来る最大の貢献は、

規則正しい生活を作ること。

いつ起きるのか、

いつ食事をするのか、

いつ勉強するのか、

いつお風呂に入るのか、

いつ床につくのか。

このような当たり前の事柄が、

毎日決まった時間に始まり、

決まった時間に終わること。

これを作り上げていってほしい。

この決まりきった生活パターンの上に、

人生が築かれていく。

規則正しい生活がなくて、受験の結果を求めるのは、

あるいは人生の成功や幸せを求めるのは、

砂上に楼閣を作ろうとするのと同じこと。


再生時間は4分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年09月15日

私は応援団長 #1116

第1116回の今回は
私は応援団長
というテーマでお送りします。



私は応援団

自立を応援する応援団

すばらしい人生を築く応援団

この子は素晴らしいという確信はゆるぎない。

親がどう思おうと、学校の教師がどう思おうとも、
私には全く関係がない。

わたしは、この子の可能性を知っているので、
教えるべきことをきちんと教えようと思っている。

では、教えるべきこととは何だろうか。

わたしはこのことを何十年も自問自答してきた。

それをお話します。


<参考文献> 日出づる国の民 哲学論文評論集 /佐々木寛著 新風舎
https://www.amazon.co.jp/dp/4797449551

再生時間は12分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年09月08日

子どもと取引しない #1115

第1115回の今回は
子どもと取引しない
というテーマでお送りします。



親が子どもに絶対してはいけないことがある。

その中でも、一番注意しなくてはならないのが、
子どもと取引すること。

合格したから○○を買ってあげる。

模試で○○点取ったら○○を買ってあげる。

こういうことは絶対してはいけない。

何故かと言うと、勉強が当たり前のことでなくなるからだ。

食事するのが当たり前のように、
食後は歯を磨くのが当たり前のように、

勉強することは当たり前のことなのだという意識を家族全員で
共有することがとても重要なのだ。

子どもたちには、一生涯にわたって毎日当たり前に学び続けて、
幸せな人生を創って欲しいと心から思う。


再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年08月25日

叱るべき時に叱り、躾けるべき時に躾ける #1113

第1113回の今回は
叱るべき時に叱り、躾けるべき時に躾ける
というテーマでお送りします。



躾は、文化の伝承だ。

躾によって、親から子へ文化の伝承が行われる。

だから、躾けることはとても重要なのだ。

叱るべき時に叱り、躾けるべきときに躾ける。

まず、これが基本にある。

躾に対して否定的な意見が出てくるのは、

躾によって文化の伝承がおこなわれているという理解がないのだ。

文化の伝承という崇高な役割を認識していないことから来る。

もう一つは、あまりに多くの情報にさらされて、何が大切で何が大切でないかが

わからなくなっているのだ。

人は、多様性の中では生きられない。だから文化とその伝承が必要なのだ。

原点を振り返り、親は、自信と誇りをもって子供を躾けて欲しい。


再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年08月18日

自分で自分を育てる強さをもつ #1112

第1112回の今回は
自分で自分を育てる強さをもつ
というテーマでお送りします。



高2男子とその母親の書店での会話:

息子が青チャートの数学VCを手に取って

息子「この本欲しいんだけど」

母親「そんなに厚い本をやれるの」

息子「部屋に置いておきたいだけなんだけど」

母親「本当にやるなら買ってあげるけど」

息子「部屋にオブジェとして置いておきたいんだ」

母親「ええ、オブジェ?」

母親は、息子が手に持っていた青チャート数学Vを受け取って、本棚に戻した。

このエピソードを読まれて何を思われたであろうか。

教育の本質は自己教育にある。

自分で自分を育てていくのが自己教育である。

自分が自分のことを誰よりもよく了解しているから、自己教育以上の教育は存在しないといっていい。

生徒自身が自分自身を教育できるようにすることが、親や教師のつとめである。

自己教育とは、言葉を換えれば、生徒が自分自身だけに意識を向けるということである。

他者からの評価など存在しないがごとき態度でもある。

親がどうあろうと、先生がどうあろうと関係がない。

自分を見つめ、自分を大切にしていくことを教えるのが教育の本質である。

自分を貫く意志が必要だ。

自分の思いをどうか大切にして欲しい。

参考文献:砂川重信「精講物理」学生社



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2023年08月04日

勉強は大切だ #1110

第1110回の今回は
勉強は大切だ
というテーマでお送りします。



勉強は大切だということを伝えたい。
そのよう思って、毎日、子供たちの指導に当たっている。
私は、学ぶことが大好きだ。
学ぶことは人生を豊かに切り開いてくれる。

勉強をできる子に育てたいと思ったら、
お子さんに、
人は、一生涯学び続けるものであるという覚悟を
親やまわりの大人たちが子どもに示し続けなくてはてはならない。

実際に、学び続けていることを見せ続けなくてはならない。
このことがお子さんの人生に決定的な影響を与え続けることを
知らなくてはならない。

それにしても学ぶことは楽しい。

わたしは心からそう思う。

再生時間は5分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年07月21日

私はあなたを変えられない でも、あなたはあなた自身を変えられる #1108

第1108回の今回は
私はあなたを変えられない でも、あなたはあなた自身を変えられる
というテーマでお送りします。



いろいろな生徒さんをお預かりする。

そして、その保護者の方とも何度もお話をする。

そのとき、私が思っていることがある。

それは、私にはこの子を変えることはできない。

でも、この子自身は自分の人生を変えることができる。

いくらでも、いい方向に変える力をもっている。

ただ、残念なことに、

自分にその力があることを知らないし、

自分が今、その力を発揮する必要があることも思い出せなくなってしまっている。

私ができるのは、

いくらでもよい方向に変える力を持っていることを思い出してもらって、

今、その力を発揮するんだ決めてもらう

切っ掛けとなること。

本当は、力を発揮するようにして欲しいのだけれども、

発揮する、発揮しないを決めるのも、本人でしかないので、

これは、いかんともしがたい。

自分をいくらでも変える力が、自分自身にあって、

その力を発揮していくと決めて欲しい。

そして、自分の人生をどんどん革新していってほしい。

いくらでも革新できるのだ!


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2023年07月14日

制限を作り出していることを自覚する #1107

第1107回の今回は
制限を作り出していることを自覚する
というテーマでお送りします。



お父さんが子供にこうあって欲しいと望むことがある。

お母さんが子供にこうあって欲しいと望むことがある。

自分の理想を子供によって実現してもらおうということなのだろうか。

気持ちはよくわかる。

でも、これが自分にとっても、お子様にとっても制限となっていて、

成長を阻むことになっていることにも気づくべきだと思う。

その人の理想とは、信念と言い換えてもいいだろう。

「私はこうあるべきだ、だから、自分の息子もこうあるべきだ」

という信念である。

こうして書いてみると、非論理的な思考の産物であることがわかる。

自分はこうあるべきだという考えが絶対化して、

子供さんが身動きできなくなってしまうのです。

子どもは、氷づめされたように、止まってしまうのです。

論理的に妥当な正当化はありません。

なぜ、この理想がご自分のなかで形成されたかという問題も大切ですが、

まずは、非論理的な決めつけをお子様に押し付け続けているという

ことを理解してほしい。

非論理性を受け入れて欲しい。

話はそこから始まります。

まず、出発点に立ちましょう。

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2023年07月07日

子供と接するときに #1106

第1106回の今回は
子供と接するときに
というテーマでお送りします。



晴れてよし 曇りてもよし 富士の山
元の姿は  変わらざりけり      
       ー山岡鉄舟


子供だけではなく、人と対するとき
いつも、この和歌を思い出す。

人は、いろいろな感情に支配される。
泣いたり、怒ったり、笑ったり、嫉妬したり、憎んだり。
でも、その本質は変わらない。

やることなすこと思いのままと言う時もあるし、
物事が停滞して底なし沼にはまってしまったかのように思われるときもある。
失意時もある。

富士山も、同様。
厚い雲に覆われる時であっても、
晴れの日の富士山と何ら変わることがない。

その人を見ようとすること。

そういう意志が、子供を指導するときに重要になってくる。

子育てにも、自分育てにも重要になってくる。



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2023年06月30日

ナイアシンは救世主 #1105

第1105回の今回は
ナイアシンは救世主
というテーマでお送りします。



ナイアシンについて書きます。

ナイアシンの効果は凄い!

この一言に尽きます。

受験生のコンディション維持するのにこれほど大きな効果があるものは

ないのではないだろうか。

実は、本心では、ナイアシンは人類をすべての苦悩から救うに違いないとすら

思っています。

ただ、ナイアシンを使いこなすにはそれなりの経験が必要です。

ナイアシンフラッシュが起こるからです。

もちろん、慣れてしまえば、ナイアシンフラッシュは起こらなくなるので、

慣れてしまえばいいのだけなのだけれど、

そうはいっても、生まれて初めてナイアシンフラッシュを経験すると
驚くかもしれません。

経験したことのない感覚に包まれるので、私も初めての時はビックリしました。

ですから、藤川徳美先生のご著書をよく読んでください。懇切丁寧に書かれています。

私の体験から言えるのは、

恐れる必要は全くなくて、ナイアシンを使っているうちにナイアシンフラッシュに

なれてきて、すぐに気持ちいいなって思えるようになって、

さらに使っていると、ナイアシンフラッシュはなくなってしまいます。


再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2023年06月22日

根拠なき自信 #1104

第1104回の今回は
根拠なき自信
というテーマでお送りします。



根拠のない自信という言い方をする。

しかし、自信に根拠を見つけるのが間違っている。

例えば、模擬試験がことごとくA判定であっても、

それが、志望校の合格を意味するわけではない。

模擬の結果が全部A判定であっても、不合格の可能性は0ではなく、

実際に、A判定であっても不合格する受験生は存在するのだ。

だから、自信に根拠など求めるのが間違っている。

こういう観点からいえば、根拠なき自信しか存在しえない。

根拠なき自信は重要だ。

根拠なき自信があるから、人は可能性を追求できる。

根拠なき自信は、スターターなのだ。

根拠なき自信は、言い換えれば「ハッタリ」といってもいい。

これを悪く考えてはならない。

もの事を始める時、どんな人でも、自分の実力を証明する客観的なデータを示すことはできない。

でも、根拠なき自信をもとに、いろいろとやっていくと、結果として、自分の実力を証明するなんらかのデータが集まってくる。

この順番をはっきり理解しておくことはとても重要だ。

初めは、雲をつかむような話なのだ。

どんなことであっても。

その時点で、客観的な何かを求めても、無駄なだけだ。

客観的な何を示すことができない自分を責める必要など何もない。

根拠なき自信が、結果をもたらすからだ。

では、どうやったら、根拠なき自信を養うことができるか。

一番重要なことは、規則正しさだ。

勉強を例にとれば、

毎日9時から12時まで数学をやる。

13時か16時まで英語をやる。

16時から18時まで物理をやる。

と決めたら、断固それを守ること。

スケジュールを守ることに全力を傾けるのだ。

勉強内容などは、2次的なことに過ぎない。

何が何でも、スケジュールを守ること。

昔、渡辺次男さんという数学の先生がいらした。

その先生が勧められていた方法は次のようなものだった。

毎日、寝る前にピーナッツを1粒食べなさい、2粒ではだめで、必ず1粒寝る前に食べなさい。

それを毎晩やり続けなさい。これを続ければ、必ず受かる。

このように著書に書かれていたけれど、これは、目指すところは同じこと。

これを続ければ、根拠なき自信は確実に、あなたの中で育っている。

そして、大きな力を与え続けてくれるはずだ。

そもそも、根拠なき自信とは、出会いであり、どこからかやってくるものなのだ。

どこからやってくるか。

自分の中を省みれば、根拠なき自信の種は、あなたの中に宿っているのが発見できるはずだ。

もう、あなたはすでに、根拠なき自信と出会っているのだ。

根拠なき自信との出会いを大切にして、そして、育てること。

これは、あなたの人生を賭けた仕事だと、私は信じている。

さらに、根拠なき自信を大切に育てる過程で、根拠なき自信はどこから出てきたのか、

はっきりわかる時が必ず来る。

じつは、本当のあなたの人生は、その時から始まる。

だから、その時を楽しみにしていて欲しい。

再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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