山形大学工学部後期日程 小論文 偏差値=大学の教育レベル、ではない
というテーマでお送りします。
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山形大学工学部後期日程小論文の課題文がとてもいい。
2024年度の課題文は、井田勝通著「静学スタイル 独創力を引き出す情熱的サッカー指導術」。
2023年度の課題文は、白川英樹著「自然に学ぶ」。
2022年度の課題文は、上田紀行著「新・大学で何を学ぶか」。
それぞれ、とても魅力的な文章で、
かつ、大学にどういう心構えで入学して欲しいか、
大学の教官の皆さんの思いを代弁しているように思う。
こういう気持ち、考えを、生徒とともに共有して、
一緒に研究していきたいという教官諸氏の熱い情熱を伴った
真摯な気持ちがよく伝わってくる。
是非、皆さんも読んでみて欲しい。
そして、山形大学が日夜一生懸命研究に励み、
優秀な学生を育てようとしていることを知って欲しい。
入試問題を見ると、その学校のことがよくわかる。
当塾の卒塾生も山形大学工学部のお世話になっているので、
本当の情報に接することができる。
私は、生徒の進学先に、山形大学工学部を勧めることができたことを
とてもうれしく思っている。
山形大学工学部と言えば、高分子・材料工学科が特に著名だが、
工学部の他の学科も世界レベルの研究成果を出し続けている。
しかし、とても残念なことに、
山形大学工学部がどれほど優れた研究が出ているのか、
教育に真剣取り組んでおられるか、
まったくと言っていい程知られていないのが、とても残念でならない。
受験生や、受験生の保護者は、
櫻井翔氏が慶応大学の卒業生であることを知っていても、
皆さんが普段使っているスマホのモニターをつくっている
有機ELを世界で初めて発明したのは、
山形大学で長く教鞭をとられた城戸淳二(きどじゅんじ)先生であることを
知っている人はとても少ない。
適切な進学先を選ぶとき、一番の障害になるのは、
地方国立大学の研究教育内容の素晴らしさが知られていないこと。
偏差値表で大学の研究教育レベルを判断すること。
このことは、学生本人にとっても適切な進学先が選べないという
大きな不利益をもたらします。
とても残念です。
正しい情報に対して、心の目を見開いて欲しいと切に思います。
絶対合格!
再生時間は4分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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