第1223回の今回は
バランスが大事 VS 一点集中が大事
というテーマでお送りします。
最近、バランスが大切だという意見を聞くようになった。
勉強だけに偏らずに、いろいろなことを経験することが
大切だという考えかと思う。
もっともだと思う。
こういう考え方は昔からあった。
表現が変わっているだけだ。
昔は勉強ばかりでよかったが、
今は、それではいけないというようなニュアンスも読み取れる。
「昭和」はこうだったけれど、「令和」の今では、時代遅れだという、
最近はやりの言説と同様の意味が含まれているようにも思える。
結論から言うと、親がこのように考えていると、
将来的に子供に大きな負担を負わせる可能性がある。
また、言葉では言わなくても本音では、親が子供に
受験でいい結果を出してくれるように望んでいる場合には、
なおさらその可能性が大きくなってしまう。
昔の人は「二兎追う者 一兎も得ず」と教えてくれた。
勉強以外にも大切なことはあるというのは当たり前のことだが、
人は誰でも皆等しく、勉強や学問に真摯に向き合うことの結果として
「生きるすべ」を身に着け、
文明文化を次世代に引き継いでいくという大きな使命がある。
だからこそ、勉強をすることは大切な事なのだということを
片時も忘れてはいけない。
生命の連続、歴史の連続、そして、先人への敬意と感謝こそ
教育の根幹にあるものである。
先人への敬意を無くし、自らの使命を喪失して、それが、人と言えるのか。
バランスが大切だと考える時、
親は、決めることへの責任回避がないか自問自答する必要がある。
決めるのが怖いのだ。
タクシーに乗っても、いつまでも行先をタクシーの乗務員に伝えないのと同じ。
教育は、親が決めない事には先に進まない。
一歩も前に進まない。
バランスが大切で、勉強より大切なものを経験させてやりたいということは、
勉強以外のすべてを子供にやらそうとするのか。
それは不可能なことだ。
勉強以外のことは無限にあるのだから、優先順位を決めなくてならない。
どこまでいっても親が優先順位を決めることことから逃げることはできない。
その責任は親しか背負えない。
親がその責任を回避したら、それは、教育の放棄を意味する。
子供のやることは、勉強も含めて大したことではない。
だから、子どものやることはどんなことでも簡単にできてしまうから、
色々なことをやらせても大丈夫、と考える親も多い。
このように考えていると、どんどんやることが拡散していってしまう。
一つのこと向けられる時間やエネルギーはどんどん減っていく。
子供は、立ち上がるだけでも全身全霊を尽くす。
自らの力で立ち上がり、1メートルを歩むことは、
オリンピックの100m走で優勝するのと同じかそれ以上だ。
毎日、人生を賭けて挑戦しているのが子供なのだ。
大人は自分が初めて立ち上がった瞬間を覚えていない。
子供のやることは大したことがないと評価する。
子供が失敗をすると、
「こんな簡単な事をなんでできないのか」
「こんな簡単な事ができないなんてバカなの」
と思い、口に出す。
それと同時に、
「自分はそんな失敗したことがない」
「自分はこんなことを簡単にやってしまった」
と思う。
このような強い確信をもっている。
勉強に十分な準備をしなかった場合、当然勉強はできない。
成績も良くない。
そんなとき親は、
「自分は、いつも100点だった」
「自分は誰にも教わらなくても、全部自分でできた」
「こんなにいろいろしてあげたのに何でできないの」
と子供を責める。
すると子供は、周りの評価だけを気にするようになる。
自分は今、どんな努力をすればいいのかが分からなくなる。
自分は今、何を目指したらいいのかわからなくなる。
ただただ、親の目だけを気にするようになってしまう。
そうやって自分を見失ってしまう。
見失っていることすらわからなくなってしまう。
まず、勉強や学問の大切さを知ること。
そして、先人に対して敬意をもつこと。
そして、一点集中する決意を持つこと。
逃げ道はない。
絶対合格!
再生時間は11分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2025年10月03日
2025年05月09日
親として、どんなことに気を付けたらいいでしょうか #1202
第1202回の今回は
親として、どんなことに気を付けたらいいでしょうか。
というテーマでお送りします。
「親として、子どもに対してどんなことに気をつければいいでしょうか」
「親として、子どもにどんなことをしたらいいでしょうか」
受験生を持つご両親様から、このようなご質問を受けることが多い。
まず、教育とは何であろうか。
ここから話を始める。
赤ん坊は、親の力が無ければ一日たりとも生存できない。
親や周りの大人の献身があって生きていける。
言葉を持たない赤ん坊は、この世界を、自分が泣きさえすれば、
親が自動的に自分のすべての要求を満たしてくれると理解する。
つまり、自分は王様で、親は奴隷であると認識する。
親は、このような自己本位な考え方、生き方では、
生存することができなくなることを知っている。
したがって、「子どもである自分は親から受け取るだけでよいのだ」
という認識を180度変えるのが教育や躾の目的になる。
ただ受け取る側から、与える側に。
愛を受け取るだけの存在から、愛を与える存在へ、180度変換する必要がある。
愛を与えることで、愛の循環が生まれ、
自分も周りも幸せにすることができることを教えるのが教育である。
受験勉強も、教育の一部であるという認識を持ってほしい。
今言ったことを別の言葉で言うと、「能力の社会化」を実現するのが教育と言える。
「能力の社会化」とは、例えば、次のようなことを言う。
街でナイフを振り回していたら殺人者だが、外科医として手術室でメスを握っていたら、
それは職業である。その職業を通じて社会に貢献し、社会に認められ、収入を得ることができる。
だからこそ、教育が必要なのだ。
もちろん専門知識、専門訓練、学歴、資格も必要なのは当然だ。
どんな人にも能力がある。それを社会化し、職業化するのが教育なのだ。
外科医になるには医学部に進学して、医師国家試験に合格する必要がある。
能力の社会化を実現するのが教育であり、受験勉強の役割であることを確認してほしい。
愛の循環は自分も社会も幸せにする。
愛の循環を担う人になるために、教育はあるのだ。
そのためには、親は何でもしなくてはならない。
何でもするというのは、親が子どもの犠牲になることではない。
子どもにとって「自分が王様、両親は奴隷」という状況は、とても居心地がいい。
だから、常に、そこに戻ろうとする。
なんとしても戻ろうとする。
これを許してはならない。
絶対に許してはならない。
「ここ」にいる限り、子どもは自分の能力を社会化できないからだ。
能力が社会化できないことほど不幸なことはない。
親も子も不幸になる道を歩んではならない。
自信をもって教育、躾にあたってください。
絶対合格!
再生時間は5分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
親として、どんなことに気を付けたらいいでしょうか。
というテーマでお送りします。
「親として、子どもに対してどんなことに気をつければいいでしょうか」
「親として、子どもにどんなことをしたらいいでしょうか」
受験生を持つご両親様から、このようなご質問を受けることが多い。
まず、教育とは何であろうか。
ここから話を始める。
赤ん坊は、親の力が無ければ一日たりとも生存できない。
親や周りの大人の献身があって生きていける。
言葉を持たない赤ん坊は、この世界を、自分が泣きさえすれば、
親が自動的に自分のすべての要求を満たしてくれると理解する。
つまり、自分は王様で、親は奴隷であると認識する。
親は、このような自己本位な考え方、生き方では、
生存することができなくなることを知っている。
したがって、「子どもである自分は親から受け取るだけでよいのだ」
という認識を180度変えるのが教育や躾の目的になる。
ただ受け取る側から、与える側に。
愛を受け取るだけの存在から、愛を与える存在へ、180度変換する必要がある。
愛を与えることで、愛の循環が生まれ、
自分も周りも幸せにすることができることを教えるのが教育である。
受験勉強も、教育の一部であるという認識を持ってほしい。
今言ったことを別の言葉で言うと、「能力の社会化」を実現するのが教育と言える。
「能力の社会化」とは、例えば、次のようなことを言う。
街でナイフを振り回していたら殺人者だが、外科医として手術室でメスを握っていたら、
それは職業である。その職業を通じて社会に貢献し、社会に認められ、収入を得ることができる。
だからこそ、教育が必要なのだ。
もちろん専門知識、専門訓練、学歴、資格も必要なのは当然だ。
どんな人にも能力がある。それを社会化し、職業化するのが教育なのだ。
外科医になるには医学部に進学して、医師国家試験に合格する必要がある。
能力の社会化を実現するのが教育であり、受験勉強の役割であることを確認してほしい。
愛の循環は自分も社会も幸せにする。
愛の循環を担う人になるために、教育はあるのだ。
そのためには、親は何でもしなくてはならない。
何でもするというのは、親が子どもの犠牲になることではない。
子どもにとって「自分が王様、両親は奴隷」という状況は、とても居心地がいい。
だから、常に、そこに戻ろうとする。
なんとしても戻ろうとする。
これを許してはならない。
絶対に許してはならない。
「ここ」にいる限り、子どもは自分の能力を社会化できないからだ。
能力が社会化できないことほど不幸なことはない。
親も子も不幸になる道を歩んではならない。
自信をもって教育、躾にあたってください。
絶対合格!
再生時間は5分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2025年03月28日
親の役目 情報の洪水から子どもを護る #1196
第1196回の今回は
親の役目 情報の洪水から子どもを護る
というテーマでお送りします。
親はどういうことに気を付けていればいいのでしょうか。
こういう質問を受ける。
「情報の洪水から子どもを護る」
この観点から、親の役割を考えてみてほしい。
現代は情報の洪水。
皆がその洪水の中で、自分を見失っている。
情報の奔流は、必ず対立するものを含む。
Aというものが最高である、という情報を受け取ったら、
なるほどと思う間もなく
即、Aは最低で、Bの方が遙かに良い、という情報が飛んでくる。
それもそうだと思っていると、その瞬間、
突然、Cというものがあらわれて、
CがAやBなどよりずっといい。
AやBを選ぶなど愚の骨頂だという情報が流れてくる。
これが永遠に続く。
ダブルバインドの洪水といってもいい。
ダブルバインドのブラックホールこそ現代の情報空間だ。
すべての人の人生を吸い込んでしまう情報空間上のブラックホール。
その中では、人は決めることができない。
決めることができないとは、生きることができないことを意味する。
決めることができないまま、時間だけが過ぎていく。
ただ、時間が過ぎてゆくだけ。
体験をし、その成功や失敗を通して学ぶことができない。
身体の痛み、心の悲しみさえも体験できない。
決められないからだ。
成長もない。
この情報空間にいる以上、
自分は何を人生の基礎として生きていけばいいのか学ぶ機会を
永遠に持つことができない。
大切なことだと思うことに出会っても、それを確認する前に、その大切なこと
を否定する、大量の情報によって押し流されてしまうからだ。
自己意識がまだ育っていない子どもが、
こういう環境に置かれたらどうなるだろうか。
守・破・離の守を育てられない。
基礎・基本を徹底的に反復して身に着けることができない。
基本を身に着けさせようとすると、即、そんなことは無駄だといいう情報が
押し寄せてくる。
親はよく考えて欲しい。
親は、子どもに生きる筋を教えなくてはならないのだ。
筋とは、「君は筋がいいね」と言う時の筋だ。
親がスマホやゲームを制限しようとすると、子どもは必ずこのように言う。
「お父さん、お母さんもやっているじゃない」
この発言は、子どもなりのレジスタンスかもしれない。
親自身が、情報空間に飲み込まれていることへの、レジスタンスであり、
警告であり、教えであると受け取って欲しい。
子どもの目をしっかりと見て、言葉を吟味して、吟味して、話して欲しい。
子どもが一生懸命話していたら、子どもの目を見て、
真剣に聞いてあげて欲しい。
もちろん叱ることも大切だ。
言葉を吟味して、子どもの目を穴の空くほど見て、叱って欲しい。
そうやって、親は、情報空間ブラックホールから子どもを護り、
子どもの自己意識を育て上げて欲しい。
心から思う。
絶対合格!
再生時間は5分です。ぜひ聴いてみて下さい。
親の役目 情報の洪水から子どもを護る
というテーマでお送りします。
親はどういうことに気を付けていればいいのでしょうか。
こういう質問を受ける。
「情報の洪水から子どもを護る」
この観点から、親の役割を考えてみてほしい。
現代は情報の洪水。
皆がその洪水の中で、自分を見失っている。
情報の奔流は、必ず対立するものを含む。
Aというものが最高である、という情報を受け取ったら、
なるほどと思う間もなく
即、Aは最低で、Bの方が遙かに良い、という情報が飛んでくる。
それもそうだと思っていると、その瞬間、
突然、Cというものがあらわれて、
CがAやBなどよりずっといい。
AやBを選ぶなど愚の骨頂だという情報が流れてくる。
これが永遠に続く。
ダブルバインドの洪水といってもいい。
ダブルバインドのブラックホールこそ現代の情報空間だ。
すべての人の人生を吸い込んでしまう情報空間上のブラックホール。
その中では、人は決めることができない。
決めることができないとは、生きることができないことを意味する。
決めることができないまま、時間だけが過ぎていく。
ただ、時間が過ぎてゆくだけ。
体験をし、その成功や失敗を通して学ぶことができない。
身体の痛み、心の悲しみさえも体験できない。
決められないからだ。
成長もない。
この情報空間にいる以上、
自分は何を人生の基礎として生きていけばいいのか学ぶ機会を
永遠に持つことができない。
大切なことだと思うことに出会っても、それを確認する前に、その大切なこと
を否定する、大量の情報によって押し流されてしまうからだ。
自己意識がまだ育っていない子どもが、
こういう環境に置かれたらどうなるだろうか。
守・破・離の守を育てられない。
基礎・基本を徹底的に反復して身に着けることができない。
基本を身に着けさせようとすると、即、そんなことは無駄だといいう情報が
押し寄せてくる。
親はよく考えて欲しい。
親は、子どもに生きる筋を教えなくてはならないのだ。
筋とは、「君は筋がいいね」と言う時の筋だ。
親がスマホやゲームを制限しようとすると、子どもは必ずこのように言う。
「お父さん、お母さんもやっているじゃない」
この発言は、子どもなりのレジスタンスかもしれない。
親自身が、情報空間に飲み込まれていることへの、レジスタンスであり、
警告であり、教えであると受け取って欲しい。
子どもの目をしっかりと見て、言葉を吟味して、吟味して、話して欲しい。
子どもが一生懸命話していたら、子どもの目を見て、
真剣に聞いてあげて欲しい。
もちろん叱ることも大切だ。
言葉を吟味して、子どもの目を穴の空くほど見て、叱って欲しい。
そうやって、親は、情報空間ブラックホールから子どもを護り、
子どもの自己意識を育て上げて欲しい。
心から思う。
絶対合格!
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2025年02月28日
子どもをモンスターにしない #1192
第1191回の今回は
子どもをモンスターにしない
というテーマでお送りします。
子どもは、自分が王様で、両親は奴隷だと思っている。
子どもは、両親から奪うのが当たり前で、
もし、両親が自分の思うとおりにならなければ、
両親を罰する正当な権利があると思っている。
この信念が子どもを突き動かす。
これこそ、幼児的万能感と呼ばれているものに他ならない。
当然、社会の一員として生きていくために、
奪う側から与える側に、考え方を180度転換させなくてはならない。
この180度の転換を行わせるのが躾であり教育の役目となる。
まず、親しか躾はできないことが前提になる。
躾は親しかできない。余人がそれを代わることはできない。
そこに大変さがある。
躾を円滑に進めるには、
親自ら、子どもとの一体感を捨てる覚悟が必要になる。
これが、子どもとの間に距離を生む。
この距離が、客観的に判断する余地を与える。
距離感が無い場合には、感情的になり、冷静に対応できなくなる。
もし、感情的になるなら、それは、子どもとの距離感が
近すぎることの警告である。
感情的に子どもを怒鳴りつけたり、殴ったりしたくなったら、
子どもと物理的に距離をとることを考えて欲しい。
具体的にどのようにするか、智慧を絞る必要がある。
感情的に怒鳴ったり、殴ったりした場合、親は罪悪感を持つ。
これを子どもは取引の道具に使う。
その結果、躾が機能しなくなってしまう。
だから、親は感情的になってはいけない。
とにかく、距離を取ってほしい。
子どもが泣いても喚いても、放置しておくこと。
ご機嫌をとっては絶対にいけない。
ただ、放置しておくこと。
子どもに家の家事を分担させること。
少しずつ、段々に子どもに家事をやってもらうこと。
子どもの身体的な発達を見ながら、失敗は大目に見ながら、
家事を分担させてほしい。
ある時から、小学校の高学年になっても、
母親が洗髪しているという話をよく聞くようになった。
学校のための用意、例えば、教材をそろえたり、
鉛筆を削ったりなどを母親がするということもよく聞くようになった。
これをおかしいと思わなくてはならない。
やれることは、どんどん子どもにやらせるようにすること。
何でもかんでも親が背負ってはならない。
子どもに何かをやらせることに罪悪感を感じている親も多いように思う。
親が罪悪感を感じる必要はない。
感じてはいけない。
同様に、躾をすることに罪悪感を感じている親も増えた。
躾は、子どもの個性を殺しているのではないかと言う罪悪感だ。
これも間違いだ。
子どもの個性と、幼児的万能感を同一視することから生じている。
躾けるべきことを躾けなくては、子どもは個性を伸ばし、
発揮することができなくなってしまう。
自立ができなくなってしまう。
いつかは、子どもは親の元を旅立たなくてはならず、
親は、子どもの旅たちを心から祝福できるように、そのためには、
親は、加害者意識を持つ必要はありません、
親は、被害者意識を持つ必要はありません、
親は、罪悪感を持つ必要はありません、
親は、怒る必要も、恐れる必要も、我慢する必要もありません。
何か一つでも伝わることがあれば、嬉しい。
絶対合格!
再生時間は8分です。ぜひ聴いてみて下さい。
子どもをモンスターにしない
というテーマでお送りします。
子どもは、自分が王様で、両親は奴隷だと思っている。
子どもは、両親から奪うのが当たり前で、
もし、両親が自分の思うとおりにならなければ、
両親を罰する正当な権利があると思っている。
この信念が子どもを突き動かす。
これこそ、幼児的万能感と呼ばれているものに他ならない。
当然、社会の一員として生きていくために、
奪う側から与える側に、考え方を180度転換させなくてはならない。
この180度の転換を行わせるのが躾であり教育の役目となる。
まず、親しか躾はできないことが前提になる。
躾は親しかできない。余人がそれを代わることはできない。
そこに大変さがある。
躾を円滑に進めるには、
親自ら、子どもとの一体感を捨てる覚悟が必要になる。
これが、子どもとの間に距離を生む。
この距離が、客観的に判断する余地を与える。
距離感が無い場合には、感情的になり、冷静に対応できなくなる。
もし、感情的になるなら、それは、子どもとの距離感が
近すぎることの警告である。
感情的に子どもを怒鳴りつけたり、殴ったりしたくなったら、
子どもと物理的に距離をとることを考えて欲しい。
具体的にどのようにするか、智慧を絞る必要がある。
感情的に怒鳴ったり、殴ったりした場合、親は罪悪感を持つ。
これを子どもは取引の道具に使う。
その結果、躾が機能しなくなってしまう。
だから、親は感情的になってはいけない。
とにかく、距離を取ってほしい。
子どもが泣いても喚いても、放置しておくこと。
ご機嫌をとっては絶対にいけない。
ただ、放置しておくこと。
子どもに家の家事を分担させること。
少しずつ、段々に子どもに家事をやってもらうこと。
子どもの身体的な発達を見ながら、失敗は大目に見ながら、
家事を分担させてほしい。
ある時から、小学校の高学年になっても、
母親が洗髪しているという話をよく聞くようになった。
学校のための用意、例えば、教材をそろえたり、
鉛筆を削ったりなどを母親がするということもよく聞くようになった。
これをおかしいと思わなくてはならない。
やれることは、どんどん子どもにやらせるようにすること。
何でもかんでも親が背負ってはならない。
子どもに何かをやらせることに罪悪感を感じている親も多いように思う。
親が罪悪感を感じる必要はない。
感じてはいけない。
同様に、躾をすることに罪悪感を感じている親も増えた。
躾は、子どもの個性を殺しているのではないかと言う罪悪感だ。
これも間違いだ。
子どもの個性と、幼児的万能感を同一視することから生じている。
躾けるべきことを躾けなくては、子どもは個性を伸ばし、
発揮することができなくなってしまう。
自立ができなくなってしまう。
いつかは、子どもは親の元を旅立たなくてはならず、
親は、子どもの旅たちを心から祝福できるように、そのためには、
親は、加害者意識を持つ必要はありません、
親は、被害者意識を持つ必要はありません、
親は、罪悪感を持つ必要はありません、
親は、怒る必要も、恐れる必要も、我慢する必要もありません。
何か一つでも伝わることがあれば、嬉しい。
絶対合格!
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2022年09月24日
お父様お願いします #1063
第1063回の今回は
お父様お願いします
というテーマでお送りします。
お話の要点は
お子様のスマホ中毒より、お父様のスマホ中毒の方が問題が大きい
学んだことが全く定着せず、学んだことすら忘れてしまうのがスマホ中毒のお子様の特徴
スマホに関して、ご両親様の協力を得られれば、すぐに成績は伸びていく
スマホ・ゲームを親が買い与えることが原因
異常なことなのに、当たり前になってしまうのが依存症の怖さ
「〇〇がないと生きていけない」と思うのは洗脳されている証拠
方法はいくつもあるのに「これしかない」
スマホをなくしても根本的な問題解決にはならないとは本当か
仕事でスマホを使うようになってから経済はどの位成長したか
子供の前で親がゲームしていたら、子供はそれが当たり前になる
自分がスマホ中毒であることを認めよう。そしてスマホ中毒で失うものの大きさに向き合おう
です。
再生時間は14分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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お父様お願いします
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お話の要点は
です。
再生時間は14分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2022年02月17日
私からの提案 新中1生の保護者の方に向けて #1000
第1000回の今回は
私からの提案 新中1生の保護者の方に向けて
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
子供と取引して、何かを与えてはいけない
絶対に与えていけないものはスマホ
デジタルメディア使用のリモート授業は、教育格差を酷くした
親が子供に教えるべきことは「人として生きることは、学ぶことである」
教育とは、指導者の監督・管轄の下で行うからこそ、効果が出る
学習にプラスになるものは与え、マイナスになるものは与えない
一体感を求めて、みんなと同じ事をする
大学受験の過去問や、大学院入試問題を集め始めよう(親にしかできない事)
正しい判断をする為の、過去問や資料を集積できるスペースを作っておく
大学受験本番まで、あと6年を切っている、という認識が大事
です。
再生時間は9分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

次回は 2月19日(土)公開です。
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私からの提案 新中1生の保護者の方に向けて
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
です。
再生時間は9分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
次回は 2月19日(土)公開です。
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2021年11月04日
2021年06月12日
お母さん、無茶言わないで!(929回)
第929回の今回は
お母さん、無茶言わないで!
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
受験生なんだから5時間以上寝るな!というお母様
適切な睡眠時間は人それぞれ
ロングスリーパーはショートスリーパーにはなれない
お子様は必死で頑張っても、お母様は「もう少し頑張ってほしかった」と、本人と周りの人とは差がある
得点率50%を70%にする努力を1とすると、70〜80%にする努力は10、80〜90%にするには100必要
現役で東大に落ちてしまい、早稲田・慶応大学には合格した人が浪人して東大を目指す場合、1浪では足りない理由
無理させないで最高の結果をもたらすために必要なのが戦略である
です。
再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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お母さん、無茶言わないで!
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
です。
再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。
2021年05月15日
親と子は対等ではない (921回)
第921回の今回は
親と子は対等ではない
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
親子の序列は親が上、子が下
「親が上」というのを受け入れ難くて、子育てで打つべき手を打てない親御さんが多い
人間は完全でない、子育てでも間違いを犯す。しかし子育ては間違いは許されない、となると何もできなくなる
「完全でない自分が完全でなきゃいけない」となるとダブルバインドに入る
万能感から自由になるのを教えるのが教育
美を教えるのも教育
自分の中の美を基準に考える
本当に子供のことを思って「これはマズい」と思ったら行動に移すべき赤信号
当たり前のこととして子供に躾をする
手を打つべきと思ったら、子供に意見を聞いてはいけない
です。
再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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親と子は対等ではない
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
です。
再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2020年12月03日
「子どもがプロテインを飲まないんです」 (第873回)
第873回の今回は
「子どもがプロテインを飲まないんです」
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
自分の経験を通して理解しよう
藤川先生の本はノートを取りながら読む
プロテインが飲めない=重篤なタンパク質不足
飲めないときの様々な工夫
です。
再生時間は約9分です。ぜひ聴いてみて下さい。
*藤川先生のブログ「精神科医こてつ名誉院長のブログ」
https://ameblo.jp/kotetsutokumi
*プロテインを探す時は「ビーレジェンド お試し」というワードで検索してみて下さい。
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「子どもがプロテインを飲まないんです」
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
です。
再生時間は約9分です。ぜひ聴いてみて下さい。
*藤川先生のブログ「精神科医こてつ名誉院長のブログ」
https://ameblo.jp/kotetsutokumi
*プロテインを探す時は「ビーレジェンド お試し」というワードで検索してみて下さい。
2020年09月24日
「やればできる」はNGワード (第853回)
第853回の今回は
「やればできる」はNGワード
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
「やればできる」と言うのは「やってもできない」と言うのと同じ
恒常性によって「やってもできない」が強化される
「やればできる」ばかり言うのはお子様の状態を見ていない親の問題
中学受験に失敗し勉強しなくなったお子様に言いがち
勉強しない・成績どん底のお子様を受け入れられないのは親の我儘
中学受験の失敗は親が中学受験に対する認識不足が原因
親が正しい戦略を知らないことを子供は気づいてしまうから、親の言うことをきかなくなる
です。
再生時間は10分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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「やればできる」はNGワード
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
です。
再生時間は10分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2020年06月18日
自分はできたのに・・・ (第825回)
第825回の今回は
自分はできたのに・・・
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
「自分はできたけど、子供は・・・」と仰るご両親様
自分とではなく、自分の記憶と比較している
記憶は嘘をつく
兄弟姉妹間で出来を比べるケースもある
親の見立てと講師の見立ては違うことが多い
子供について親には見えてない部分も大きい
親は「見えている」のではなく「自分の経験と照らし合わせている」
プロの指導者は何百何千人ものお子様を指導した客観的なデータから判断できる
です。
再生時間は10分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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自分はできたのに・・・
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
です。
再生時間は10分です。ぜひ聴いてみて下さい。
2020年01月30日
親の責任にされても困る (第785回)
第785回の今回は
親の責任にされても困る
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
”責任”ではなく”親の務め”
子供が悪い方向へ行かないように導くのは親しかできない
子供が何をしても許すのが、”親の愛”なのか
無条件の愛はない
再生時間は14分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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親の責任にされても困る
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
再生時間は14分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2020年01月09日
お父さんが子供に教えてほしいこと (第779回)
第779回の今回は
お父さんが子供に教えてほしいこと
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
お子様のネット・スマホ中毒に悩む方は多い
深刻な中毒症・依存症を抱える人の多さについてマスコミは一切報じない
子供の人生を守るために、世の中の裏の部分の話をする
理由を知っているのだから、ちゃんと話す
再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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お父さんが子供に教えてほしいこと
というテーマでお送りします。
今回のお話の要点は
再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2018年12月08日
どれだけ親が関わったらいいでしょうか (第666回)
第666回の今回は
どれだけ親が関わったらいいでしょうか
というテーマでお送りいたします。
今回のお話の要点は
子供の受験や学習に、親がどの程度関わったらいいのか
子供のスマホの通信料が高額になった時に、スマホを取り上げられるか?
子供に教えるべきことを教え、躊躇せずに言うことは大事
入試とは、決められた日時・場所に自分が合わせていく必要がある
入試は想像以上に親の手がかかる
有限な時間を有効に使うために親が手をかける
送り迎えや参考書選び・購入も親がやる
参考書は一冊をじっくりやるよりも、複数用意する方がいい理由
子供に選ばせると、子供目線になって時間の無駄になる
です。
再生時間は11分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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どれだけ親が関わったらいいでしょうか
というテーマでお送りいたします。
今回のお話の要点は
です。
再生時間は11分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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2018年11月10日
第658回 親の感情と子供の点数
第658回の今回は
親の感情と子供の点数
というテーマでお送りいたします。
今回のお話の要点は
お母様の感情の起伏が激しいと、お子様の点数に幅があることが多い
お子様の将来に不安を持っていると、それがお子様にダイレクトに伝わる
ご両親様に感情があるのは当然だが、それがお子様に伝わっていることを認識することが大事
受験が近づいてくると親御さんの感情の起伏が激しくなる
受験直前の親御さんの感情の起伏が及ぼすお子様への悪影響とは
大人としての感情の処し方はどうすればいいか
お子様の将来を成績で勝手に決めつけてはいけない
「この職業は将来社会の役に立つ・立たない」というのは根拠のない思い込み
お子様自身を、思い込みを外してニュートラルに見てあげてほしい
です。
再生時間は14分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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親の感情と子供の点数
というテーマでお送りいたします。
今回のお話の要点は
です。
再生時間は14分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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