子どもをモンスターにしない
というテーマでお送りします。
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子どもは、自分が王様で、両親は奴隷だと思っている。
子どもは、両親から奪うのが当たり前で、
もし、両親が自分の思うとおりにならなければ、
両親を罰する正当な権利があると思っている。
この信念が子どもを突き動かす。
これこそ、幼児的万能感と呼ばれているものに他ならない。
当然、社会の一員として生きていくために、
奪う側から与える側に、考え方を180度転換させなくてはならない。
この180度の転換を行わせるのが躾であり教育の役目となる。
まず、親しか躾はできないことが前提になる。
躾は親しかできない。余人がそれを代わることはできない。
そこに大変さがある。
躾を円滑に進めるには、
親自ら、子どもとの一体感を捨てる覚悟が必要になる。
これが、子どもとの間に距離を生む。
この距離が、客観的に判断する余地を与える。
距離感が無い場合には、感情的になり、冷静に対応できなくなる。
もし、感情的になるなら、それは、子どもとの距離感が
近すぎることの警告である。
感情的に子どもを怒鳴りつけたり、殴ったりしたくなったら、
子どもと物理的に距離をとることを考えて欲しい。
具体的にどのようにするか、智慧を絞る必要がある。
感情的に怒鳴ったり、殴ったりした場合、親は罪悪感を持つ。
これを子どもは取引の道具に使う。
その結果、躾が機能しなくなってしまう。
だから、親は感情的になってはいけない。
とにかく、距離を取ってほしい。
子どもが泣いても喚いても、放置しておくこと。
ご機嫌をとっては絶対にいけない。
ただ、放置しておくこと。
子どもに家の家事を分担させること。
少しずつ、段々に子どもに家事をやってもらうこと。
子どもの身体的な発達を見ながら、失敗は大目に見ながら、
家事を分担させてほしい。
ある時から、小学校の高学年になっても、
母親が洗髪しているという話をよく聞くようになった。
学校のための用意、例えば、教材をそろえたり、
鉛筆を削ったりなどを母親がするということもよく聞くようになった。
これをおかしいと思わなくてはならない。
やれることは、どんどん子どもにやらせるようにすること。
何でもかんでも親が背負ってはならない。
子どもに何かをやらせることに罪悪感を感じている親も多いように思う。
親が罪悪感を感じる必要はない。
感じてはいけない。
同様に、躾をすることに罪悪感を感じている親も増えた。
躾は、子どもの個性を殺しているのではないかと言う罪悪感だ。
これも間違いだ。
子どもの個性と、幼児的万能感を同一視することから生じている。
躾けるべきことを躾けなくては、子どもは個性を伸ばし、
発揮することができなくなってしまう。
自立ができなくなってしまう。
いつかは、子どもは親の元を旅立たなくてはならず、
親は、子どもの旅たちを心から祝福できるように、そのためには、
親は、加害者意識を持つ必要はありません、
親は、被害者意識を持つ必要はありません、
親は、罪悪感を持つ必要はありません、
親は、怒る必要も、恐れる必要も、我慢する必要もありません。
何か一つでも伝わることがあれば、嬉しい。
絶対合格!
再生時間は8分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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