2023年09月29日

正しいノートの取り方を教え込む #1118

第1118回の今回は
正しいノートの取り方を教え込む
というテーマでお送りします。



ノートをとることを教えなくてはならない。

大人は、ノートを取るのが当たり前だと思っている。

先生が黒板に書いたことは全部ノートにうつし、

口頭での説明も細大漏らさずノートする。

これが当たり前だと思っている。

しかし、現実はそうではない。

黒板で教師が一生懸命説明しても、

これはとても大切だから、

と何度言っても、

何にもしない子が大半だ。

なんで君はノートをとらないのと尋ねると、

もうわかっているから自分は大丈夫です、という答えが返ってくる。

その中で、何人かは、ノートに書き始める生徒がいる。

教師が黒板に書いたこと、話したことを即ノートに書いている。

これだけで、その子の成績はわかる。

100パーセントわかる。

ノートを中途半端にとる子もいる。

黒板の一部だけをうつし、のこりはうつさない。

なんで、全部うつさないのか、と尋ねると、

ここは必要ないと思ったのでうつしませんでした、という答えが返ってくる。

また、ノートを間違ってとる子もいる。

先生こんなこと書きましたか、と尋ねると。

とても意外そうな顔をする。

もういちど、黒板を確認してご覧、とうながして、黒板を見ても

自分のノートの間違いに気づかない。

何度、確認するようにうながしても、間違いに気づかない。

まったく何もしない子もいる。

どうしたのと尋ねると、ノートを持っていません、と答える。

また、別の子は、数学も国語も理科も、落書きも、全部、一つのノートに書いている。

ノートというより雑記帳だ。

どこに何が書いてあるかわからない。

その中から、必要な情報を見つけ出すことができないし、

そもそも、その必要がわからない。

子どもとはそういうものだといって済ましてはならない。

ノートのとりかたで人生が決まる。

何故かと言うと、ノートを取らないのは万能感に支配されているから。

そして、自分の高慢さに気づいていないから。

正しいノートの取り方を教えなくてはならない。

ノートを取れるということは、

情報を正確に受け取り、整理する能力を身につけていることを意味するからだ。


再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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posted by 鴨下算数数学塾 at 15:00| Comment(0) | 勉強法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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