考えること、考え抜くこと。現代の帝王学のススメ
というテーマでお送りします。
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問題文を読む。
筆記具を手に取り、白紙に向かう。
その白紙に書いていく。
図形、グラフを書く。
使えそうな定理を書く。
その定理を正しく使うためために証明を書いてみる。
そして、方針を立てる。
その方針に従って、必要な計算をする。
定理を適用してみる。
上手くいかなかったら、別の方針でやってみる。
何度も、思いつく限りのことを試みる。
段々に問題に対する理解が深まってくる。
薄紙をはがすように、少しずつ問題の本質が手の内に入ってくる。
何を求めればいいのかわかってくる。
そのために何をしたらいいのかが分かってくる。
一歩ずつ解決に至っている感触を得る。
そして、解決に至る。
こんな風に一題一題の問題に向き合っていくと、
得られるものは大きい。
定理に対する理解が深まる。
問題に対しての視野が広がる。
問題を解くことに必要とされるすべての力が養われだけでなく、
脳の持つあらゆる能力を飛躍的に向上させていくことができる。
良いことづくめだ。
数学の問題に向き合わないという理由がない。
古来から、幾何学(数学)は「帝王学」であり続けてきた。
当然のことです。
他人の言ったことをそのままにおうむ返ししているのでは、
国や社会を導いていくことはできません。
問題は、数学の問題に限らない。
世の中の問題は、数学のように答えが無いので、答えのある勉強をしても
無意味だという人もいる。これは、単なる無意味な暴論にすぎない。
どんな問題であろうとも、「解く」ということに変わりはない。
勇気をもって問題に向き合い、
基礎から一歩一歩考えていく。
そうすると問題の本質がうっすらと見えてきて、
段々にそれがはっきりしていく。
もしかして、これで上手くいくかも。
ああ、ダメだった。
それなら、こうやれば。
ああ、またダメだった。
それじゃあ、これはどうだろうか。
そうやっていくうちに、問題解決に必要な技術と脳の力が身につく。
そして、より難し問題に挑戦できるようになっていく。
徹底的に考えて、考えて、考え抜く。
あらゆる手を尽くして、何度も何度も試みる。
数学を考えることは、数学の問題のみならず、
あらゆる種類の問題をも解決する力を身につけさせてくれる。
勇気をもって、問題に立ち向おう。
情熱の炎を燃やして、あらゆる可能性を試そう。
絶対合格!
再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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