2024年03月29日

親は強制を恐れる必要はない #1144

第1144回の今回は
親は強制を恐れる必要はない
というテーマでお送りします。



親には意志が必要です。
子どもに、何が何でも、どんなことがあっても、
絶対に学ばせるという強い意志です。

そして、この意志は子どもに学習を強制する基盤になります。
子どもに学習をさせるには強制が必要です。
強制を避けることは絶対にできません。

学習の成果を上げるには習慣化が必須ですが、
学習の習慣化には強制力が不可欠です。

では、子どもが学習を嫌がることがあるのは何故でしょうか。

2つあります。

1つ目は、子どもは無知だからです。
勉強をしないとどんなに大変なことになるのか、
逆に、勉強するとどんなにいいことがあるか、知らないのが子どもです。
大きなメリットと、大きなデメリットを知りません。
子どもは、長い視点で人生を見るほど脳が育っていないのです。


2つ目は、人類が持つ宿命です。
人類は、毎日、飢餓と外敵からの脅威にさらされてきました。
人類誕生以来数百万年間、毎分毎秒、飢餓や外敵と戦ってきました。
だから、人類の根底には恐怖が根付いています。

こういう状況でしなくてはならないのは、体力の温存をはかること
つまり、できるだけ身体と脳を動かさないことです。
特に脳は、莫大な栄養を消費しますから、脳を動かすことは死に直結します。
次にいつ食料が手に入るかわからないわけですから。

ですから、勉強をしようとすると、身体を防衛するシステムが起動します。
脳にブレーキがかかります。
勉強をすると死の恐怖が襲ってくるのです。
それで、勉強ができないのです。

では、どうするか。

方法はあります。


再生時間は7分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年03月22日

「勉強なんて役立たないから勉強しない」と言う前に #1143

第1143回の今回は
「勉強なんて役立たないから勉強しない」と言う前に
というテーマでお送りします。



学校の勉強は役に立たない。

だから学校の勉強なんかする必要はない。

そう言い切ってしまう前に、

「勉強しなかったらどうなるか」

を考えてみて欲しい。

学生時代に勉強しなかったらどうなるだろうか。

授業がわからないから、つまらない。

テストができないから、びくびくしている。

先生の意図を理解できず、叱責されているだけだと思うので、

授業にでるのが、ますます嫌いになる。

先生のことも嫌いになる。

学校に行きたくないのを無理やり我慢して行く。

成績表を見るたびに、打ちひしがれる。

劣等感を持つ。

学校が大嫌いになる。

自分が嫌いになる。

部活を頑張ってやってみるが、ますます勉強しなくなる。

不本意な大学へ進学する。

あるいは、大学進学をあきらめる。

将来、従事したい職業を考えることすら無意味に思えるほどの無力感にとらわれる。

ますます、劣等感が強くなる。

逆に、勉強を一生懸命したらどうなるだろうか。

授業がよくわかって、楽しい。

テストができて、誇らしい。

先生の指導の意味も的確に理解できるので、授業もますます楽しい。

友達から尊敬される。

自分に確かな自信が持てる。

自分でより高度なことを学んでいける。

喜びをもって、自分の問題意識を育て、学んでいくことができる。

学問の楽しさが分かってくる。

学問をすることの意義がわかってくる。

自分の望む大学に合格する。

将来、自分はどのように社会とかかわっていくのかを真面目に考えることができる。

あなたはどうしたいですか。


再生時間は12分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年03月15日

数学は脳の大好物 #1142

第1142回の今回は
数学は脳の大好物
というテーマでお送りします。



数学は脳の大好物だとはっきり認識した方がいい。

数学を勉強すると脳のあらゆる能力を爆発的に成長させることができる。

だから、数学の勉強をしないというのがわからない。

数学を、受験科目にあるからやるとか、

成績のためにやるとか、

そういう目的でも、やらないよりははるかにいいと思うのだけれど、

数学を一生学び続けるものとしてとらえられればこれほどの幸せはない。

数学は好きだけど得意じゃないという人は理由があって、

問題に対する戦略を学んでいない。

問題を見たら何をするのか。

これを学んでいないから不得意なのです。

まず、問題を見たら何をすべきかと言う観点から数学を学んでいきましょう。

そうすれば、問題にあたればあたるほど、数学の力がついていきます。

そして、問題を見たときにやること、つまり、戦略を洗練させていくことができます。

数学は、戦略的思考を磨いてくれる学問でもあるのです。

四の五の言っている暇はありません。

数学を学びましょう。


再生時間は6分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年03月08日

脳の発達の時期を逃すな #1141

第1141回の今回は
脳の発達の時期を逃すな
というテーマでお送りします。



**脳の発達の時期を逃すな**。

これは、教育において最も考慮されるべきことです。

思春期の爆発的な脳の発達をとらえて、

この時期に学習、特に数学の学習を進めることが大切だ。

驚くほどのペースで学習を進められる。

指導していると、その進歩は、驚異的という形容以外みつからない。

そして、人の脳のもつ能力の偉大さにただたた感動する。

数学とは、抽象と具体を往復する営みともいえる。

ここに、人の脳の発達を促す秘密がある。

数学における抽象度の高さは諸学の水準をはるかに超えている。

この思春期の時期に数学を徹底的にやることの効能は計り知れない。

それから、優位点に立って、その優位性を最大化していくこと。

この戦略のとてもいい応用例でもあることは、

指摘されてよいと思う。


再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2024年03月01日

勉強は憧れからはじまる #1140

第1140回の今回は
勉強は憧れからはじまる
というテーマでお送りします。



勉強は憧れから始まる。

憧れこそ、勉強の原動力。

憧れがある人は強い。

あの人のようになりたい。

いまは、何の事だけかわからなくても、

ああいうことを勉強してみたい。

そういう素朴な憧れを大切に生きていってほしい。

私の恩師のお1人は、90歳近いけれど、春秋の学会で必ず講演される。

数学に憧れた一生はとても幸せだったとおっしゃっておられた。

憧れがあるから、学べる。

真っ暗闇を手探りで歩むようなことを続けていると、

まったくわからなかった憧れが、現実のものになっている。

なんて不思議な事なんだろうと思う。

そういう不思議をみんなに体験して欲しいと思って塾をやっている。


再生時間は10分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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