2023年10月27日

真の目標に出会うためには #1122

第1122回の今回は
真の目標に出会うためには
というテーマでお送りします。




「これをやり遂げるために私は生まれてきたんだ」
と思えるような目標に出会いたいですか。
人生における真の目的に出会うためには、
どうしたらいいでしょうか。

まず、してはいけないこと。
それは、真の目的を探そうとしないこと。
時間の無駄だからです。
ここで迷って時間を無駄にしてはいけません。

しなくてはいけないことは、
なんでもいいので、思いつくものを目標にしましょう。
毎朝5時に起きて勉強できるようになる。
チャートの積分計算が全部できるようになる。
簡単な資格を取る。

いろいろ思いつくはずです。

よく、文系か理系かで迷う人がいますが、
とりあえず決めて、
貫き、受験で結果を出してしまいましょう。
そして、入学して、最優秀の成績で卒業しましょう。

文系、理系の学部2つを卒業している人など数えきれないほどいます。

迷いは鬼。迷えば迷うほどチャンスを失います。

適性を考えてはいけません。そんなことで迷ってはいけません。
どんな分野でも成功しようと思えばあらゆることが必要だからです。
人はいくらでも変われるからです。

大学は、2つでも3つでも行っていいですし、
昔やったことは必ず役に立ちます。

そんなつもりで、進んでいくんです。
どんどん進んでいくと、必要な経験が積み重なって、
必要な出会いが繰り返させて、
やがて、真の目的に出会えるでしょう。

そのとき、いままでやってきたことがすべて役に立つことに驚くでしょう。

これこそ人生の真実です。
生きる極意です。

もし、文系か理系か、受験する大学、学部が決まらない人は、
私の所に来てください。
私が決めて差し上げます。
もちろん、私が提示する目標を盲信して、猛進できるという覚悟のある方に限ります。
是非いらしてください。


再生時間は6分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年10月20日

人と違うことを進んでやる #1121

第1121回の今回は
人と違うことを進んでやる
というテーマでお送りします。




今までもそうであったけれど、

これからもっともっと大切になること、これについて話をしたい。

子どもたちを指導していて、

どうしても先取り学習ができない子がいる。

できないというのは、能力の問題ではなくて、

同級生と違うことをやることに

大きな抵抗を感じることが根本にあって、

これが障害になって

同級生より早いペースで勉強することができなくなっています。

同級生と違うことをすることに罪悪感すら感じているのです。

先取り学習を提唱する私は、彼らにとっては、

罪を犯すことをすすめる大悪人に思えるわけです。

そして、大悪人は成敗しなくてならないと思うわけです。

私の言うことなど聞く耳を持ちません。

だから、先取り学習が一向に進まず、

そうこうしているうちに、学校の進度にも後れを取ってしまいます。

一度遅れをとってしまうと、それを取り返すのはとても

大きなエネルギーを要します。

同じことを身に着けるのに、遅れを取り戻すための勉強は、先取り学習の数十倍の

エネルギーが必要です。それは、遅れてしまったということからくる焦り、

次のテストで赤点を取ったらどうしようというプレッシャー、

同級生に馬鹿にされたくないという見栄などものもろもろのことが積み重なって、

それをはねのけて勉強しなくてはならないからです。

先取り学習をしていれば、定期テストの点数を心配することなど一切なく、

たのしく学校に通えるのに。

10人いたら10人とも違うわけで、

それが同じことをするというのが、

そもそもおかしいのです。

そもそもおかしいことが強制力を発揮して、

生徒の人生を縛っていきます。

この強制力は無言で、生徒手帳に記載があるわけではありませんが、

その力は異常といっていいほど強力です。

ですから、かなり早い時期から、この強制力に無関係に、自由に生きることを

教えなくてはなりません。

ここで、AIに依存することの危険を考えます。

AIは、仮説を立て、

その仮説を検証するために実験系を構成し、

実際に実験を行ない、

仮説が正しいかどうかを検証しません。

ネット上にある情報を集めているにすぎません。

人類の発展は、仮説を立てそれを実験し、検証することで

実現しました。

AIは、これとは真逆のことしかできません。

AIは、科学的思考法を実践できないため、真偽判定能力がないからです。

現状にある情報だけに依存するので、

人の考え方を固定化する方向にしか、その力を生かせないわけです。

結局、AIは皆同じでなくてはならないという強制力の手先にしかすぎません。

人類の思考や行動が固定以外許されなくなります。

そういう社会で、子どもたちにしてやれることは何でしょうか。


再生時間は9分半です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年10月13日

万能感を受けいれる #1120

第1120回の今回は
万能感を受けいれる
というテーマでお送りします。




万能感への理解を深めることは人生のキーポイントである。

私は、一生懸命黒板の前で説明する。

私 「ノートをとった」
生徒「いいえ」

見ると、机の上にノートはない。

私 「ノートをとらなくていいの」
生徒「大丈夫です。ノートとらなくてもできます」
私 「じゃ、この問題やってみて。類題だからすぐできるでしょ」

しばらくたって。

私 「できた」
生徒「できません。わかりません」
私 「もういちど、やってみせるね」

何もせず、ただ見ているだけの生徒。

私 「ノートとった。なにか質問はないですか」
生徒「ノート取らなくても大丈夫です」
私 「じゃあ、この問題やってみて。類題だから」
生徒「できません。わかりません」
私 「もういちどやってみせるね」

立派に万能感を発揮している生徒さん。

私 「この大学を受験されてはどうでしょうか」
親 「うちの子にこんな難しい大学は絶対に無理です」
私 「お子さんの勉強進度、成績を考えると十分合格可能なんですが」
親 「絶対無理です。絶対に合格するわけありません」
私 「ご検討だけでもされてはいががでしょうか」
親 「絶対に受かりません。どうせ、5流大学しか受からないんです」
私 「ものすごく努力されていますよ」
親 「息子は馬鹿なんです。どうしようもない馬鹿なので、絶対に受かりません」

立派に万能感を発揮しているお母さん。

毎日、皆さんが万能感を発揮してくださる。

再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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2023年10月06日

勉強を進んでやる子を育てる #1119

第1119回の今回は
勉強を進んでやる子を育てる
というテーマでお送りします。




そもそもの話から始めます。

赤ちゃんは、一人では何もできません。

周りの大人の世話がなければ、生きていけません。

オギャーと泣けば、何が欲しいのかなと親がいろいろと考えて、

何くれとなく世話をしてくれます。

ある程度大きくなっても、親がいないと生きていけないということには

変わりありません。

ここで、子どもにある信念が芽生え、定着します。

それは、自分は王様で両親は自分の奴隷である、という信念です。

そういう信念が生まれ、定着していきます。

大人が考えれば、それは勘違いの何物でもないのですが、

子どもは、この考えを毎日強化していきます。

なぜなら、親がなんでもやってくれるからです。

そして、この間違った信念をさらにさらに強固にしていきます。

自分は王様、自分のまわりの全ては自分の奴隷。

自分の身の回りの大人だけでなく、社会全体が自分の奴隷と考えるようになります。

こんなふうにして幼児的万能感は肥大して、その子を支配してきます。

自分は、何もしなくても許される特別な存在なのだと、ますます、この勘違いを強固なものにしていきます。

これは、幼児的万能感がどのように形成されていくのかというお話です。

幼児的万能感に支配されていれば、勉強などしなくてもいいという結論に当然なります。

自分は、特別な存在だと思っているからです。

このメカニズムを知ると、子どもに教えるべきことが分かってきます。

自分は当たり前の普通のありふれた存在なのだということです。

このことを教え込まなくてはなりません。

後天的に形成された信念は、後天的に治すしかありません。

つまり、躾をしなくてはならないということです。

躾の目的は、「普通の当たり前の人だから、精一杯努力しよう」
と思えるようになることです。

こんなふうに思えるようになるように躾をして、
導いていく必要があるのです。



再生時間は9分です。ぜひ聴いてみて下さい。

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