自分で自分を育てる強さをもつ
というテーマでお送りします。
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高2男子とその母親の書店での会話:
息子が青チャートの数学VCを手に取って
息子「この本欲しいんだけど」
母親「そんなに厚い本をやれるの」
息子「部屋に置いておきたいだけなんだけど」
母親「本当にやるなら買ってあげるけど」
息子「部屋にオブジェとして置いておきたいんだ」
母親「ええ、オブジェ?」
母親は、息子が手に持っていた青チャート数学Vを受け取って、本棚に戻した。
このエピソードを読まれて何を思われたであろうか。
教育の本質は自己教育にある。
自分で自分を育てていくのが自己教育である。
自分が自分のことを誰よりもよく了解しているから、自己教育以上の教育は存在しないといっていい。
生徒自身が自分自身を教育できるようにすることが、親や教師のつとめである。
自己教育とは、言葉を換えれば、生徒が自分自身だけに意識を向けるということである。
他者からの評価など存在しないがごとき態度でもある。
親がどうあろうと、先生がどうあろうと関係がない。
自分を見つめ、自分を大切にしていくことを教えるのが教育の本質である。
自分を貫く意志が必要だ。
自分の思いをどうか大切にして欲しい。
参考文献:砂川重信「精講物理」学生社
再生時間は8分半です。ぜひ聴いてみて下さい。
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