大学に入ったら、線型代数の授業が英語で行われていた・・・
というテーマでお送りします。
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大学1年生からの相談です。
入学して、線型代数の講義が英語で行われているのだが、
全くついていけそうにない。
どうしたらいいのだろう。
そういう内容でした。
私の答えはつぎのようなものです。
抽象度の高い事柄を外国語で学ぶことはできない。
だから、母国語である日本語で書かれた本で自習しなさい。
そのとき、単純な計算問題をたくさんやること。
講義については、これを英語ではどう表現しているのかという観点を
もって講義を聞くことが大切で、あくまで、日本語での理解が前提となる。
日本語で理解していなかったら、英語で理解することは不可能です。
日本語での理解があって、その後で同じことを英語ではどういう表現を使っているのか
を知る機会が講義であると位置づけること。
英語の講義で、学ぼうとしないこと。
その上で、線型代数のエッセンスを15分ほど話しました。
たぶん、質問者には全く分からなかったとおもいますが、
分からないくてもいいのです。
初学者は一度、その科目のエッセンスを聞いておくと回り道することなく
勉強を進めることができるからです。
これが、真の高速学習です。
線型代数のように重要な科目を英語で授業する意味はないのです。
日本語で講義をしましょう。
日本語で書かれた優れた教科書を読みましょう。
日本語を大切にしましょう。
日本の文化を慈しみましょう。
再生時間は9分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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